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ネマタの戦術本レビュー第575回「麻雀AI戦術 著:水上直紀  その15」

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Q31

 今回はが比較的アガリやすい、ツモもあるということで、フリテン解消が明確に有利となりました。フリテンリーチの和了率が30.3%。『統計学のマージャン戦術』のデータと比較しても妥当なところでしょうか。

 仮には切っているがは切っていない(カンが中スジにならない)ものとして、からの待ち選択であれば、アガった時に必ずメンゼンツモの1翻がつくという打点的メリットもあるのでフリテンリーチが有力になりそうです。

 フリテンに気付かずリーチして「ロン」のボタンが出ないのはむしろ幸いですね。「ロン」のボタンを押すとチョンボで満貫払いまで実装されているオンライン麻雀もありました(笑)

Q32

 フリテンでもリャンメンテンパイなら和了率はカンチャンテンパイよりやや劣るという程度。テンパイを外してくっつき1シャンテンに受けてもさほどリャンメンテンパイにはなりやすくないので、テンパイを維持した方が和了率では高くなります。

 打ダマでもフリテンを解消できるケースがあるとはいえ、アガリ率に大差ない以上平場であれば打点優先でリーチするところです。しかしながら今回はトップ目ということもありダマ有利と出ています。「東場なら点数状況はそこまで考慮しなくてよい」とは言いますが、出アガリがきく悪形テンパイ以上に放銃リスクが高く、ダマでもアガリのチャンスが残るフリテンともなればまた話は変わってくるようです。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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