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麻雀界で活躍する声優たち|存在感を増していく「声の力」

麻雀界で活躍する声優たち|存在感を増していく「声の力」

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Mリーグ史上初となる10万点オーバーを叩き出すなど、Mリーグ2021-22シーズンを席巻した伊達朱里紗KONAMI麻雀格闘倶楽部・連盟)。声優界初のMリーガーということもあり、麻雀ファン以外からも期待が集まる中での快進撃だった。声優と麻雀、両者は今後どんな結びつきをみせるのか。今回は声優と麻雀をつなぐ存在や、腕自慢の声優雀士たちについてご紹介しよう

声優と麻雀をつなぐもの

「声優と麻雀」の関係はますます密接なものとなり、個人の嗜好や趣味といった範囲を超え、仕事として両立できるものとなってきている。ここでは麻雀界と声優界をつなぐ架け橋となっている事柄をご紹介しよう。

アニメ作品

麻雀と声優をつなぐ存在として欠かせないのがアニメ作品だ。その中でも特に大きな影響をもたらした作品が、女子校の麻雀部を舞台にした作品『咲-Saki-』だろう。麻雀の知識がほとんどないアニメファンにも浸透し、麻雀というゲームのすそ野を広げる役割を果たした。

伊達朱里紗は高校時代に咲を見て麻雀に興味を示すようになり、その後声優として初めて合格したオーディションが続編の『咲-Saki-全国編』だったという。

放送・配信対局

近年、Mリーグの影響もあって放送対局の注目度は大幅に上がり、プロ雀士による真剣勝負がコンテンツとして注目されるようになった。それに伴って登場したのが「麻雀MC」「麻雀キャスター」といった新たな専門職だ。

MONDO麻雀プロリーグ実況でおなじみの土屋和彦さんはスポーツ実況のアナウンサー。そして、麻雀最強戦MCの小山剛志さん、Mリーグ公式実況の小林未沙さんはいずれも声優として活躍されている。

麻雀の実況には専門的な知識のほかに瞬時の判断力も求められるため、「声のプロ」というだけでは務まらない部分も多い。しかし、麻雀プロが同時に「声のプロ」でもあれば、実況として申し分ないだろう。声優をはじめとした声のプロが麻雀業界へ進出する機会はますます増加傾向にあるといえる。

アニメ業界の麻雀コミュニティー

声優をはじめとしたアニメ・漫画業界の関係者が、麻雀を通して親睦を深める目的で発足したのが「二次元業界麻雀部」だ。植田佳奈さんが部長を務め、小山剛志さんは開催される大会で何度も優勝を果たしているそうだ。和気あいあいとした雰囲気ながらも、対局となれば真剣勝負。一年を通して行う本格的な形式での戦いが繰り広げられているそうだ。定期的に開催される部活動には毎回数十人もの関係者が参加しており、「第二の伊達朱里紗」となる声優が二次元業界麻雀部から生まれることに期待が高まるところだ。

腕自慢の声優たち

「声優兼プロ雀士」「麻雀が強い声優」「麻雀業界を支える声優」。麻雀と深い関係のある声優も、麻雀との向き合い方は人それぞれだ。だが、麻雀を愛し、麻雀のさらなる発展を願う心は全員に共通していることだろう。ここからは、麻雀界で活躍する腕自慢の声優陣をご紹介しよう。

「声優初のMリーガー」伊達朱里紗

生年月日

1991年5月10日

代表作

ヲタクに恋は難しい(桃瀬成海)
アイドルタイムプリパラ(夢川ゆい)

所属事務所

81プロデュース

麻雀での実績

第1期桜蕾戦優勝

2021年に行われたドラフト会議を経て、KONAMI麻雀格闘倶楽部に加入した伊達プロ。初トップを獲得した対局では四暗刻をテンパイしているにもかかわらず、当たり牌をビタ止めして放銃を回避する離れ業を見せた。そして、その1カ月後にはMリーグ史上最高得点となる10万5500点をたたき出したのだった。それでも「トップをとるためにベストな判断を重ねた結果」と謙虚な姿勢を崩さないのは、声優との掛け持ちが遊び半分と見られたくないという思いもあるからだ。「声優代表」の看板も背負う形で、伊達プロは活躍を続けている。

「声優界の雀姫」植田佳奈

生年月日

1980年6月9日

代表作

Fate/stay night(遠坂凛)
咲 -saki-(宮永咲)

所属事務所

アイムエンタープライズ

麻雀での実績

「二次元業界麻雀部」部長

アニメ『咲-Saki-』ではヒロイン・宮永咲の声を担当している植田さん。若い世代やアニメファンに麻雀の魅力を伝える立役者になったとともに、『咲-Saki-』の現場は植田さんにとって印象深い現場だったそうだ。18000点の読み方は「イチマンハッセン」「インパチ」のどちらか。こうした細かな点でも声優と制作陣が意見を交わす現場となったそうで、声優業においても貴重な体験になったという。こうして出来上がった作品を見て麻雀を始めた後輩の声優が現れるのは、植田さんにとっても大変喜ばしいことだろう。植田さんはいまや声優と麻雀の橋渡し役として欠かせない存在といえる。

「最強のMC」小山剛志

生年月日

1967年10月4日

代表作

うたわれるもの(クロウ)
BLAZBLUE ALTER MEMORY(シシガミ=バング)

所属事務所

アクロス エンタテインメント

麻雀での実績

麻雀最強戦MC、雀荘「オクタゴン」GM

麻雀最強戦のMCとしておなじみの小山さん。低くて渋い声は対局の実況中でも変わらず、「声のプロ」を地で行く存在だ。

アニメ業界の麻雀コミュニティーで中心的な役割を果たす小山さんは、雀荘経営にも奔走してきた。プロ団体のリーグ戦のように、成績を競い合うドキドキ感をアマチュア雀士にも味わってほしいと開業したのがノーレート雀荘「オクタゴン」。開業当初から苦しい経営が続く中でも小山さんの意地で守り抜いてきた「闘技場」では、伊達朱里紗をはじめ多くの声優雀士が腕を磨いてきた。現在ではサイバーエージェントが経営を引き継ぎ、小山さんはGMとして腕をふるっている。

「2.5次元の雀姫」大亀あすか

生年月日

1987年12月18日

代表作

幸腹グラフィティ(森野きりん)
星刻の竜騎士(ルッカ・サーリネン)

所属事務所

シグマ・セブン

大亀あすかさんは『咲-Saki-』への出演をきっかけに麻雀と出会い、その後プロ雀士となった。声優麻雀トーナメントで優勝した経験も持つ大亀さんだが、2022年4月22日をもって、日本プロ麻雀連盟を退会した。退会を報告するツイートで、大亀さんは「咲という作品から麻雀を覚え、プロになり、自分でもこんなに好きになった物は無いくらい麻雀が好きになれて幸せな日々でした!」とつづっている。今後は「麻雀が強い声優」として牌を握る姿を見せてくれることに期待しよう。

声の魅力が対局をさらに盛り上げる!

Mリーグに加えて、『雀魂-じゃんたま-』をはじめとしたオンラインゲームが人気を博していることもあり、麻雀人気は着実に底上げされている。また、麻雀系Vtuberの活躍からもうかがえるように「声の魅力」は対局をさらに盛り上げ、新たなファン獲得にもつながっている。麻雀界における声優の存在感は今後ますます高まり、麻雀界の発展に大きく貢献してくれることだろう。

この記事のライター

麻雀ウォッチ編集部
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