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麻雀で「焼き鳥」って何?ルールや語源、回避する方法などをご紹介

麻雀で「焼き鳥」って何?ルールや語源、回避する方法などをご紹介

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麻雀をやっている方であれば、「焼き鳥」という言葉を聞いたことがあるかもしれない。しかし、言葉自体は聞いたことがあっても詳細な内容を説明できないという方も多いのではないだろうか。そこで今回は、麻雀における「焼き鳥」とは何か解説し、焼き鳥を回避する方法もあわせて紹介していく。本記事を通じて、「焼き鳥」についての正しい知識を身に付けていただきたい。

麻雀における「焼き鳥」とは?

まずは、麻雀における焼き鳥についての詳しい説明と、なぜ「焼き鳥」と呼ぶのかについて見ていこう。

ゲーム中で1度もアガれなかったら焼き鳥

麻雀における「焼き鳥」とは、そのゲーム中でアガりが1度も無いプレイヤーのことを指す。ツモでもロンでも、どんな方法を使ってもアガれなければ焼き鳥となってしまう。雀荘や麻雀セットには「焼き鳥マーク」という物が付属していることもあり、焼き鳥を回避したプレーヤーから卓上に配置された焼き鳥マークをしまっていくという遊び方も楽しめる。

精算時にポイントがマイナスされる焼き鳥ルールがある

焼き鳥の状態で終了したプレーヤーが罰符を支払う「焼き鳥ルール」が存在する。試合が終わって点数を精算する時に10ないし30ポイントをマイナスする方法などが挙げられる。基本的には焼き鳥で終了したことに対するペナルティが課されることになるため注意しよう。

焼き鳥ルールはローカルルール

麻雀の焼き鳥ルールは、一部で楽しまれているローカルルールだ。多くの雀荘やプロの公式戦などでは、焼き鳥ルールは採用されていない。また、ルールについては支払う罰符の点数の違いをはじめとしたさまざまなバリエーションが存在する。追加ルールを採用することもあり、代表的なものとして全員が焼き鳥を回避したら再度焼き鳥ルールが復活する「焼き直し」や、オーラスで焼き鳥を回避したプレーヤーに振り込むと罰符が発生する「焼き豚」などがある。

麻雀における「焼き鳥」の語源は?

麻雀における焼き鳥の語源については諸説あるが、ここではその一部をご紹介しよう。

麻雀の手牌が鳥を表している

麻雀の手牌は飛び立つ鳥を表しており、飛び立てなかった鳥のその先を表したのが焼き鳥と呼ぶ理由だとする説がある。麻雀でアガれない状態を「飛び上がれない」に掛けているのだ。アタマのことをスズメのアタマ=「雀頭」と呼ぶことも、手牌と鳥の関係を感じさせる要素となっている。

「点棒をむしり取る」が「羽をむしり取る」に変化

「点棒をむしり取る」が「鳥の羽をむしり取って焼き鳥にする」に変化したという説もある。ニワトリを焼き鳥にするためには、羽をむしり取る下処理が必要だ。さらに、「アガらない」が「揚がらない」に変化して、「揚がらないのなら焼くしかない」に変わったという説もある。1ソーに鳥(鳳凰または孔雀)が描かれているなど、麻雀と鳥は切っても切れない関係にあるようだ。

焼き鳥を回避する解決策をご紹介

では、実際の対局のなかではどのように焼き鳥を回避すれば良いだろうか。ここからは、特に麻雀初心者向けに焼き鳥回避対策を紹介していこう。

素早くアガれる役を覚える

焼き鳥を回避するために、まずは素早くアガれる役を覚えておきたい。ゲーム中で1度でもアガれば焼き鳥ではなくなるので、点数にこだわらずアガリを目指すことが有効だ。

麻雀の基本ともいえるリーチに加え、鳴き仕掛けもできるタンヤオなどがおすすめだ。鳴くのが苦手な人は、比較的作りやすいとされるピンフを目指してみるのもよいだろう。

アンコよりもシュンツ

焼き鳥を回避するためには、アンコよりもシュンツを作るよう心掛けるべきだ。これは、焼き鳥回避だけに限らず、手牌進行のすべての場面においていえることでもある。

アンコは視覚的にもわかりやすく三暗刻や四暗刻といった大物手も期待できるので、初心者はアンコを積極的に作りがちだ。しかし、同じ種類の牌を3つ集めるアンコを作るのは容易ではない。対して、シュンツはさまざまなパターンが存在するため作りやすく、手牌のスピードを追い求めるなら、断然アンコよりもシュンツ作りを優先することをおすすめする。

リャンメンを大事にする

焼き鳥回避には、リャンメン待ちを大事にするのが効果的だ。麻雀における手牌進行の基本はリャンメンを作ることと言われるほどで、アガリ率を上げるための基本ともいえるだろう。

カンチャンやペンチャン、シャンポン待ちのアガれる牌の枚数が4枚であることに対して、リャンメンの場合の枚数は8枚になり、他の待ちと比較して有効牌が引ける単純な期待値は2倍となるのだ。焼き鳥を回避したい場合には、リャンメンを作りやすい手牌進行も意識してみよう。

時には我慢も必要

焼き鳥回避のためには時には我慢することも必要だ。麻雀では初心者ほど毎局アガりに向かいたくなるものだが、アガれるのは基本的に1局で1人である。つまり、半荘1回の中でアガれるチャンスは平均して2〜3回と考えたほうが良いだろう。

配牌でアガりが難しいと感じたら、その局は守備重視で進める選択も必要だ。いくら焼き鳥を回避したいといっても、対局自体が負けに大きく近づいてしまうような結果となっては意味がない。その局は我慢して、次の局でアガりを狙う胆力も必要だ。

焼き鳥ありルールで麻雀を打ってみよう

本記事では、焼き鳥のルールや関連情報について解説してきた。焼き鳥ルールではアガりを目指すことが最優先となるため、スリリングな戦いが期待できる。通常のルールとは一風変わったルールで遊びたい場合には、焼き鳥ありのルールで麻雀を打ってみるのもおもしろいだろう。

この記事のライター

麻雀ウォッチ編集部
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