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もっと勝つための現代麻雀技術論 第110回 「麻雀クイズ 回答と解説」

もっと勝つための現代麻雀技術論 第110回 「麻雀クイズ 回答と解説」

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 前回の問題の解答、解説です。

 問い方があまり麻雀クイズぽくなかったですが、要は、シャンテンが進む(n-m=1)、シャンテンが進まない(n-m=0)、シャンテン戻し(n-m=-1)以外にどんな変化があるかという問題です。シャンテンが進む方は、必ず1巡で1つずつしか進みませんが、戻る方に関しては1巡で2つ以上戻る場合があります。それは、チートイツ、国士無双絡みで、鳴くことで手役が消えてしまうケースです。

  面子手だけでみればシャンテン数の最大値は8(面子も雀頭も面子候補も1つも無い場合)ですが、トイツが1つも無くてもメンゼンなら少なくともチートイツ6シャンテンではあるので、シャンテン数の最大値は6。鳴いた場合はチートイツがありませんが、少なくとも面子が1つあるので、やはりシャンテン数の最大値は6です。よって、n-mの取りうる最小値は、テンパイから6シャンテンに戻る場合の-6です。

 結論から言えば、-2、-3、-4、-5、-6となる場合は全部存在します。それぞれ次のような場合です。

-2 
チートイツテンパイから、ポンしてトイトイ2シャンテン。

-3

からポン 国士2シャンテンから面子手5シャンテン

-4 

からポン 国士1シャンテンから面子手5シャンテン

-5

からポン 国士1シャンテンから面子手6シャンテン

-6

からポン 国士テンパイから面子手6シャンテン。

今は懐かしい「タンヤオのガイドライン」に同様の牌姿がありましたね。実戦ではうっかり鳴きボタンをクリックしてしまった時くらいしか起こらないと思います(笑)

次回から講座23の補足に入ります。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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