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もっと勝つための現代麻雀技術論 第213回 「状況判断の心得」

もっと勝つための現代麻雀技術論 第213回 「状況判断の心得」

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オーラスこそ集中して打つべし

 東1局であればミスしても挽回が効くかもしれませんが、オーラスは終了した時点で結果が決まってしまいます。ですから残り局数が少ないほど、「一打の価値」が高くなるので、ミスをしないように集中して打つべきです。特に順位の変動しやすい僅差の場合はなおさらです。

オーラスは順位点のみを考えて打つ

 天鳳のように順位だけを評価するルールはもちろん、収支戦であっても25000点30000点返し、ウマ10-30であれば、トップと2着で40000点の差、それ以外も順位1つで20000点の差がつくのですから、着順を意識することがいかに大切かが分かります。

順位点の比率によって打ち方は大きく変わる

 しかし、重要な技術にもかかわらず、オーラスやラス前の打ち方については、これまであまりセオリー化されてこなかったように見受けられます。、順位点の比率がルールによってまちまちで、しかもルールの違いによって打ち方が大きく変わるためにセオリー化しづらかったというのが理由の一つして挙げられると思います。トップの価値が高い雀荘ルールと、ラスのマイナスが大きい天鳳ルールでは、オーラスの打ち回しに関しては判断が変わることも大いに考えられます。

 ただし、「フリーはトップ重視」「天鳳はラス回避重視」と固定観念にとらわれることなく、あくまで順位点の比率を考えて打牌選択すべきです。普段麻雀の話をする際、「トップ」「ラス」という言葉は何度となく出てきますが、固定観念から脱却するためにも、これを「トップを取った時の順位点」「ラスを取った時の順位点」に置き換えてみることをお勧めします。

 順位点は言わば大会の賞金額。自分が参加する大会の賞金額には誰しも関心を持つことのはずなのですが、何故か麻雀となるとこのことを忘れてしまう人が結構いるのではないでしょうか。

残り局数が十分にある時は順位を意識しない

 オーラスはもちろん、ラス前であっても、この局が終われば点数移動は(連荘がなければ)一回しかないので、着順を上げるアガリ、着順を下げる放銃の影響は特に大きいので意識することになります。一方、点数移動が何度も残っている段階であれば、その1局の収支が最も良くなるように打つのが多くの場合最善なので、下手に順位を意識せず基本通り打つべきです。目先のことに集中しましょう。

 とは言っても、極端な点差がつかなければ、ラス前までは順位を意識しなくていいというのは、大きく打ち方を変える必要はないくらいの意味です。手作りも押し引きも、細かい微妙な領域になると、残り局数が結構残っている段階でも点数状況によって判断が変わるケースもそこそこ出てくることは押さえておいた方がよいです。

 「現麻本」では、手作りでは打点重視、押し引きでは押し寄りに基準を置くことが多かったですが、これは、高打点のアガリや、他家のツモアガリを阻止するアガリによる最終的な着順上昇のメリットが十分にある点数状況(いわゆる、「平場」)を想定しているので、残り局数が結構残っている段階でも、「平場」と呼べるかどうか微妙な場合は判断が変わってくることも多いことを御承知いただければと思います。 

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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