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ネマタの天鳳名人戦牌譜検討  第16回

ネマタの天鳳名人戦牌譜検討 第16回

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ネマタの天鳳名人戦牌譜検討とは
  • 『ネマタの天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第七期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。

第一節二回戦A卓

▼対局者
私:タケオしゃん
Bさん:シンプルなワキガ
石橋伸洋
Dさん:トトリ先生19歳

牌譜はこちら

16-1-min

 トイツ3組のうえに4枚見え。つまり打としても受け入れのロスはないので、ツモの変化がある分打有利と言えます。多く見えた牌は必ず確認しておきましょう。

16-2-min

 ここで打がなかなか出来ない一打。ツモでもテンパイするのでペンチャン落としより手広く、を先に切ることで待ちが死角に入ります。

 打ツモならリーチして4翻テンパイですが、打ツモでも40符3翻テンパイ。一発裏ツモ込みで打点は8割程度までしか減りません。が切れているペン待ちがリャンメンとまではいかなくても、ペンチャンとリャンメンの中間程度にはアガリやすいのであればその方が有利と言えそうです。

16-3-min

 5巡目にを切っているので他家からみてペンの可能性も薄い。北家の手牌なら単なるスジ牌程度ならは切らないですが、ここまで待ちが無さそうな河になっているなら一応のテンパイを目指して打も致し方ないでしょう。見事に技が決まった一局でした。

 

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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