ネマタの天鳳名人戦牌譜検討とは
- 『ネマタの天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第七期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。
- ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。
第六節二回戦C卓
▼対局者
私:タケオしゃん
Bさん:就活生@川村軍団
Cさん:シンプルなワキガ
Dさん:コーラ下さい
東1局の親の配牌。アガリにはかなり遠そうですが…
が重なりポンしてリャンメン落とし。この手ならスルーしてをツモったところでメンゼンで進めるメリットは薄いので、第124、149回とは異なり1鳴きがよいとみます。
元々アガリにかなり遠い手なので、他家のアガリ率を落とす牽制としても効果的です。
を重ねて鳴けば1翻つきますが、これなら重なりからの役満までみたいところ。ツモで1シャンテンを逃しますが、高打点狙いに加えピンズを余らせることでより他家に警戒されやすくなる打という手もありそうです。
結果的には西家が500−1000を和了。あの手牌が1000点の失点で終わるならそれもまたよしでしょう。次回に続きます。