第六節四回戦B卓

▼対局者
Ⓟ小林剛
Bさん：就活生＠川村軍団
Ⓟ木原浩一
Dさん：タケオしゃん

牌譜はこちら

　ドラの役牌の扱いは難しいものです。中盤過ぎにくっつき1シャンテンになっていたところにドラをツモ。この段階で切って鳴かれるのはトップ目である以上損失が大きい。を切って鳴かれないとしても、その場合はを抱えていた他家がアガリやすくなるということでもあり、がかぶる可能性も高いということです。

　北家の仕掛けで更に打ちにくくなったというのもありますが、テンパイも取らずに打。

　がトイツ以上と読める他家がいるわけでもないので、メンピン赤なら切りリーチもあるとみましたが、トップ目なら流局で十分とみて打。

　残りツモが少なくリーチ棒を出費しただけに終わることも多そうですが、こうなればで放銃することがなく、他家がこちらの危険牌を止めてテンパイを崩すケースもみてリーチしてそうです。

　結果的にはテンパイが入っている南家がを勝負して西家が満貫和了。結果論かもしれませんがリーチしていれば逆転を阻止できていました。