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ネマタの天鳳名人戦牌譜検討  第180回

ネマタの天鳳名人戦牌譜検討 第180回

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ネマタの天鳳名人戦牌譜検討とは
  • 『ネマタの天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第七期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。

第六節四回戦B卓

▼対局者
小林剛
Bさん:就活生@川村軍団
木原浩一
Dさん:タケオしゃん

牌譜はこちら

 180-1-min

 雀頭のソーズ一通のようなケースもあるので打としそうですが、ドラのペンチャンターツを固定してを安牌として抱える構え。

180-2-min

 一見を切りそうですが4枚見えにつき打を残しているのは東家に対する絞りの意味もありそうですが…

180-3-min

 何とここからとツモってテンパイ。ピンズの連続ツモ自体は偶然ですが、以外のピンズも東家に鳴かれやすいと考えれば、東家に鳴かれやすい牌でメンツを作る可能性を残すに越したことはありません。しかも道中でマンズを先切りした影響でカンが読まれにくい河になっています。

180-4-min

 東家から8000和了。ラス目とはいえ連荘するのもかなり厳しい他家ですが、打リーチならカンの方がありそうなのでで放銃も致し方無しでしょうか。このアガリが活きてトップで終えることができました。

 受け入れを狭めて浮き牌を残す理由としては、「手変わり」「安牌残し」「絞り」「河作り」といった理由が挙げられます。どれも明確な基準を作るのが困難な要素で、そのため上級者間でも打ち筋は様々ですが、どのような打ち筋であれ上級者が打つと各要素がうまく噛み合ってアガリに繋げられることが多いというのも確かです。参考にしたいですね。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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