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ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討  第29回

ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討 第29回

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ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討とは
  • 『ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第八期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。

第1節1回戦A卓

▼対局者
おじさん
Ⓟ谷口浩平
Ⓟ川崎たかし
タケオしゃん

 次節(11月30日)まで期間が空くので、これまでの対局の中で気になった局面を取り上げていくことにします。

牌譜はこちら

 も不要牌ですが、から先に切った方が待ちが絞られにくい(と切ってリーチなら待ちより待ちが本線)ので序盤なら外側から切るのが有力です。

 6ブロックにつき先にを引かない限りはドラそばのが残っていた方が有利なのでここではカンチャン落とし。

 しかしこうなれば打が有力とみます。を引き戻すケースもありますが、を引いて1シャンテンになった場合も、123三色になる受け入れが多くなるようにを雀頭に固定する落としが有力なためです。

 リャンメンターツ同士の比較。0枚見えのはいかにも他家に持たれてそうではありますが、4枚見えのを優先して残す方がよいかと言われると微妙です。上家の仕掛けもから打としてチー打は通る形です。
 を切る順番もどちらかと言えばからでしょうか。北家が鳴き無し、南家が東家のツモ番が来るまで鳴き無しにしていなければ前巡のにラグがかかっているのでの方が将来他家に危険になりやすいためです。

 平和ドラドラの現物待ちテンパイとはいえ余裕のあるトップ目からラス目のリーチに押すのは厳しいとみて打北。前の局面でから切っていれば(ラグのかかり具合によっては)残り2枚のがトイツで持たれている可能性が高いと読めるのでが実質ノーチャンスとみてテンパイを維持できていたかもしれません。またから切っていた場合は安全にテンパイを維持できてでアガれていました。わずかな差だとしてもリャンメン同士の比較は結果に影響しやすいので慎重に選びたいものです。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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