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ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討  第41回

ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討 第41回

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ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討とは
  • 『ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第八期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。

第1節1回戦B卓

▼対局者
多井隆晴
石橋伸洋
ASAPIN
小林剛

 次節(11月30日)まで期間が空くので、これまでの対局の中で気になった局面を取り上げていくことにします。

牌譜はこちら

 6ブロックかつ1メンツも無い手。打としてもメンツができればすぐペンチャンを外すことになるので、の重なりを残した方がアガリやすそうです。も重なればクイタンで仕掛けがきくのでから切ります。

 首尾よくが重なります。メンゼンで進める打点的メリットが無いのでリャンメンからでも仕掛けて打。鳴きやすい端牌トイツを残します。

 ダントツにつきマンズカンチャンを外してまで字牌を残していましたが、ここでチートイツドラ3の1シャンテン。オーラストップ目でもツモって跳満となれば結構大きな加点になります。アガリが厳しくアガリを目指すメリットが低い場合も、一応はチートイツの目を残してトイツは残すようにします。

 順位争いをしている東家相手に受けを狭めてまで字牌を残す必要性は薄く、南家にはむしろの方が通るので打としそうです。

 少しでも失点を取り戻す(東家直撃裏3なら逆転もある)べく南家からリーチが入りますが、西家がをツモって2着終了。天鳳位が終始リードしていましたが全員に見所の多い半荘でした。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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