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ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討  第60回

ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討 第60回

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ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討とは
  • 『ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第八期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。

第一節二回戦C卓

▼対局者
Ⓢ福地誠
Ⓟ木原浩一
就活生@川村軍団
独歩

牌譜はこちら

 次節(11月30日)まで期間が空くので、これまでの対局の中で気になった局面を取り上げていくことにします。

 ドラ引きや白発重なりから高打点も見込めるので遠いとはいえ平場ならポンしそうですが、余裕のあるトップ目につき打点より守備重視のスルー。

 しかし役牌を鳴いた方がアガりやすく、アガって局を流せるならそうするに越したことはありません。そのことも踏まえてここでは1枚切れを残して打としそうです。この後がかぶったのは結果論ですが、が重なれば一方の役牌トイツを安牌要員として守備力を残しつつ仕掛けていくことができます。単に安牌を抱えながら手を進めるだけでなく、安牌をメンツ候補に組み込むことを意識すると、アガリ率を落とさずに放銃リスクを控えることができます。

 中盤以降で赤2の手となると、メンツができるフォローがあるとはいえツモでテンパイに取れる方がよい。ツモでも345三色があるのでドラでもを切ります。大抵は手が進むまでに他の浮き牌より先に切ることになるので、3568の形がここまで残るのは珍しいです。

 悪形のみ手でドラ引きの手変わりもありますが、現状ラス目で他家に更に加点されても苦しいところ。相手のアガリを阻止するうえでも即リーチを打ちます。

 先制テンパイで手変わり牌が場に見えてないなら、ツモも良形変化になるのでダマで変化を待つ方がアガリやすそうですが、こうなればリーチを打つ方がアガリやすく、降りる余地を残す手でもないので即リーチ。「ベストを尽くす」というのは現状取り得る打牌の中でもっともマシな選択をするということ。「理想を追求する」の意味でとらえるとイマイチな形が残ることを必要以上に過小評価しがちになるので注意したいものです。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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