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ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討  第85回

ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討 第85回

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ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討とは
  • 『ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第八期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。

第二節一回戦B卓

▼対局者
Ⓟ川崎たかし
Ⓟ木原浩一
Ⓟ谷口浩平
就活生@川村軍団

牌譜はこちら

 次節(11月30日)まで期間が空くので、これまでの対局の中で気になった局面を取り上げていくことにします。

 鳴いてトイトイはもう1つトイツで重ねる必要がある一方、スルーした場合はチートイツと面子手両方2シャンテン。個人的にはスルーを選びますが、ドラならメンゼンを崩しても打点が落ちづらく、重なった時に鳴きやすい浮き牌が残っているという理由でしょうか。

 チートイツ1シャンテンからトイトイ1シャンテンになるのでをポンした方がはっきりアガリやすいですが、打点が結構落ちるためかスルー。ツモり四暗刻1シャンテンでも、最序盤以外はポンテンに取る方がよい場合が多いので、個人的には1手前のこの形はなおのことポンします。

 ドラへのくっつきがあるなら、のみ手悪形でリーチを打つよりはテンパイ外し。一応ツモをみて打としそうですが、比較的メンツになりやすいからをポン。タンヤオ狙いなら残されやすいがツモ切られていることからドラを切るリスクが既に高いとみているのでしょうか。実際にドラがトイツで、がドラでなければはスルーされていたと予想されます。この手の読みをどの程度判断に反映させるべきか難しいところです。

 をスルーして、トイツ以上で持たれていなければ比較的使われにくいを引いたところでチートイツに固定。

 をポンして1シャンテン。よりの方が他家に止められやすく、役牌の1翻がついても満貫止まりなのは変わらないためか打。見た目枚数では1枚も見えていないが多く、も字牌と同程度に使われにくい(実際は北家にトイツだが、アンコから切ってチートイツ決め打ちは読みようがない)というのもありそうです。

うまくが重なりテンパイ。

 2枚切れカンからドラ単騎に手変わりしましたがダマ続行。南家がタンヤオではなくトイトイ濃厚となると、なおのことドラがトイツ以上である可能性が高まります。ドラと何かのシャンポンであれば、ここでのリーチは一方的に放銃リスクを負うことになる選択。役無しドラ単騎なら基本リーチを打つのですが、ドラが他家に使われやすくアガリにくいというのは事実で、何らかの理由で他家にドラトイツ以上の可能性が高いと読めることは少なくありません。それを踏まえたうえでリーチがどの程度有力なのか、はたまた損な選択になるのかは気になるところです。

 1シャンテンの東家からが出て満貫のアガリ。ポンからトイトイを狙うにしても、役牌やタンヤオへの移行をみることが多いためこの河でトイツは想定しにくいところ。最初の局面でを鳴くかどうかは議論の余地があるとみますが、メンツ候補が揃ってないところからの仕掛けであるが故のメリットもあることは意識しておきたいところです。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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