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ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討  第118回

ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討 第118回

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ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討とは
  • 『ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第八期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。

第五節1回戦B卓

▼対局者
ASAPIN
タケオしゃん
Ⓟ川崎たかし
おじさん

牌譜はこちら

 打なら平和がつきやすく受け、引き戻しもありますが、ドラがなのにを切り、その後トイツ落としからリーチ宣言牌がとなると、いかにもからの打リーチと読まれやすいところ。の順番でリーチしてもカンは想定内ですが、その場合は(雀頭)からの打のパターンもあるので若干読まれにくいとは言えます。

 ツモの手変わりに加え、カンが読まれにくいよう空切りできる牌をツモることを期待して1巡ダマにしてみる手もありかもしれません。

 雀頭を崩す打なら、リャンメンテンパイを逃すツモでも、ツモでより高打点になる1シャンテン。序盤ラス目ならシャンテン戻しそうです。

 結果的には待ちの強さが活きて一発和了。字牌トイツ残しはこのようなケースもあるのでシャンテン戻しの基準が難しいです。

 通りやすいのは両者に両スジのうえ、手順からカンチャンに当たりづらく、3枚見えでシャンポンにも当たらない。しかしドラが多く見えているうえに、西家はトップと大きく離れた2着目。が当たり牌なら役無しの安手であることが多く、3900点までなら一人ノーテンの方がラス目南家との点差が縮まります。ハイテイを西家に回すと南家がアガれるチャンスが1回増える(南家のハイテイツモを阻止できたとしても、代わりに西家からホーテイでアガるので効果が薄い)ため北家のはスルーします。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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