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ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討  第119回

ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討 第119回

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ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討とは
  • 『ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第八期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。

第五節1回戦C卓

▼対局者
Ⓟ木原浩一
独歩
多井隆晴
石橋伸洋

牌譜はこちら

 唯一の生牌役牌であるは西家に高確率で当たる牌。は通りそうでしたが、東家がから引き戻しために1500放銃。しかしこのまま西家がアガって2着で終わるより、東家に振ってトップの可能性が残せる方がよいので問題ありません。

 しかし一本場で親に大物手が入ります。裏が乗っていれば倍満でトップ終了でしたが、裏は乗らずに再度連荘。

 3着に落ちましたが、3900アガリでトップのところにホンイツ手が入ります。

 トップ目の北家もシャンテン変わらずですがクイタン移行の仕掛け。最速のアガリを目指します。

 何をアガってもトップの2着目ですが、南家が役牌ホンイツでアガるようなら3着落ち。ここからアガリまでにと下ろすリスクを負うのは見合わないとみて絞ります。

 タンヤオがある以上、から切るに越したことはないとみます。しかしこの段階となればどちらを切っても大差なさそうですが…

 南家の仕掛けに止めていたは結果的に北家の当たり牌。粘ってテンパイを入れることができました。振り込めばその時点で終了なので、放銃リスクが低いアガリトップであっても真っ直ぐ押すのが正解とは限りません。


しかしながら打のところで打ならここでツモアガってトップ終了。最後のをツモるかもしれないと打とすると何と西家に倍満放銃。ピンズ切りなら安全にテンパイが取れましたが、素点が結果に反映される以上、西家は何が何でも逆転手にしようとするとは限らず、仮にそうだとしてもこのが当たり牌になるケースは相当想定しにくい。僅かとはいえトップ終了の目を残すのも致し方ないでしょう。それまでうまく手を進めても、些細な一打の差でトップがラスになってしまう。麻雀の面白いところであり、恐ろしいところでもあります。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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