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ネマタの第九期天鳳名人戦牌譜検討  第27回

ネマタの第九期天鳳名人戦牌譜検討 第27回

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ネマタの第九期天鳳名人戦牌譜検討とは
  • 『ネマタの第九期天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第九期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。

第三節一回戦C卓

▼対局者
Ⓟ木原浩一
タケオしゃん
Ⓟ松ヶ瀬隆弥
おかもと

牌譜はこちら

 

東1局

序盤につきタンヤオがつく変化を最大限にみる打としそうですが、アンコで他家が使いづらいペンリーチも実戦では魅力的。ツモでもフォローがきく打と、3メンチャンの形を作る打との比較も難しいですが、今回は周辺をツモった場合もペンチャンを外すことが多く、その時はが残っている方が強い受けを作りやすいこともあり打でしょうか。

唯一の現物を抜いても次に手をかけるのはペンチャンなので、アガリを目指すうえでも先にペンチャン落とし。リーチに通ってない牌を切りつつシャンテン戻しはあまり見ない手順ですが、あくまでどの選択が最もマシかで判断します。よりアンコでワンチャンスのから切ります。

追いつきましたが結果は不発。打なら良形テンパイになる受け入れが豊富なくっつき1シャンテンになりますが打点変化が乏しく、リーチならは比較的アガリやすいところなので先制テンパイだとしてもこの形なら即リーチを打ちます。

東2局

ならツモの三色変化もありますが、浮かせたが将来他家の危険牌になるリスクもあります。ツモもあるので打

前巡ダマにしたのは上家の2フーロに対応して他家がを合わせ打つことに期待。更に上家が手出しで打としたのでまだテンパイしていないことが多く、ドラトイツ以上のケースも少ないとみてリーチに切り替えというところでしょうか。結果的に対門から一発でアガることができました。

南3局

東家がをチーして打。手出しはリャンメン落としなら先に内寄りのから切られることが多いので、を引いてのメンツスライドか空切りが想定されます。そうなるとはターツ落としの途中でツモってきた浮き牌の可能性が減り、フォロー牌である可能性が高くなります。周辺の牌の見え具合からしてもが本線と言えます。

形としてはツモでも高め一盃口が残る打ですが、が1枚残っているだけなのでそこを引くようならいずれにせよ満貫に届きます。ツモのメンタンピンなら東家の仕掛けにを押す価値がありそうですが、ポンテンのタンヤオのみでは押すに見合わなそうというのもありここでは打

前述の読みからが当たるケースはそれほどなさそうではありますが、のシャンポン待ちは有り得ます。他家の待ちダマテンも有り得るので、こうなれば撤退が無難なところ。

西家からリーチ。最も通りやすそうなのは両スジのですが次巡以降後が続きません。前述の通り、東家の仕掛けにはが本線ですが、東家が待ちなら、4枚目のを東家が持っていることになるので西家にはノーチャンス。シャンポンくらいにしか当たらないことになります。東家に放銃して1500、赤を持っていて2900だとしても、西家にツモられてオーラスを迎えるよりはトップを逆転できる可能性も残ります。

そのことを踏まえたうえでの切りと思われますが、実際はドラ雀頭で持ちで大誤算。東家はのみ手だったとしても鳴いて手を進めるのが合理的である以上、11600放銃はレアケースとみますが、流局するならそれに越したことはないので一旦打として粘るべきだったかどうか迷うところです。

 

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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