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ネマタの第十期天鳳名人戦牌譜検討  第26回

ネマタの第十期天鳳名人戦牌譜検討 第26回

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ネマタの第十期天鳳名人戦牌譜検討とは
  • 『ネマタの第十期天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第十期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。

第二節二回戦3卓

▼対局者
Ⓟ松ヶ瀬隆弥
Ⓟ高津圭佑
Ⓟ木原浩一
Ⓢ福地誠

牌譜はこちら

東1局

 

ホンイツの十分なメンツ候補が揃っていましたが、いずれにせよドラを切っているのでホンイツは読まれやすいので残し。をポンしてトイトイまでついて高め倍満の1シャンテンになりました。

をポンして落とし。役牌手をトイトイにするだけならドラリャンメン落としが不自然。ホンイツトイトイのメンツ候補が揃っていると読まれて然るべきでしょう。

に代わる安牌や受け入れを増やす牌を引いて打ち出されたものでなければ聴牌。安牌として最も優秀なはツモ切りされたので前者の可能性は低く、受け入れを増やす牌も限られているとなると聴牌率は結構高そう。待ち候補はのシャンポン。結果的にはを通したことでアガることができましたが、振れば18000と言われかねないとなればノーテンから押すのは厳しい牌と言えそうです。

東2局

が枯れているのでチートイツ2シャンテンを維持した方がよいとみます。チートイツのことも踏まえると前巡のドラもまだ残した方がよさそうです。

が重なる前に聴牌することの方がずっと多く、は西家以外に現物なので先切りがよく見えます。

切り順が逆ならアガれていたところを振り込み。安牌の残し方の重要性を知らされます。

南1局

東家はチー打。クイタン仕掛けの東家が他の中張牌よりもを残した理由を読めば、は搭子の一部で、のカン聴牌からの食い伸ばしくらいしかなさそうです。東家の仕掛けは高々5800ではつかめば出ることも踏まえればリーチドラ1シャンポンとはいえ打リーチが有力そうです。もし選べていればツモって裏1の2000-4000。ギャラリーを湧かせるアガリになっていたのではないでしょうか。

南1局1本場

先にを引かない限りはが出ていく形で、引いたところでタンヤオがつく程度。これも対門の仕掛けを受けて先切りに分がありそうです。

切り遅れになり3900放銃。奇しくも先程の加点をそのまま返すことになりました。

南2局

仕掛けを入れて聴牌してそうな西家の現物待ち。他家の合わせ打ちに期待したと考えられますが、ダマで安手のリャンメン待ちならシンプルにリーチします。

4枚見えでノーチャンスですが、クイタン仕掛けの西家は聴牌打牌がよりが残されてが4枚見えとなればは雀頭。シャンポン待ちなら当たり牌で、トイトイがつけば満貫。は見た目リーチにも危険ですが、がポンされてワンチャンスになった待ちで、即リーチせずに何巡も経ってからツモ切りリーチすることが果たしてあるだろうかと考えると切りを選んでしまいそうです。

南4局

満貫ツモでトップのオーラスでいきなり配牌1シャンテン。平和ではリーチしてツモ裏1でも満貫に届きません。アガリ損ねて着順落ちのリスクもあるとはいえ、配牌ならリーチツモ一通かダブ狙いで打としそうです。

平和リーチでも一発ツモか直撃で裏1やツモか直撃で裏2でトップを取れる場合があります。2巡目リャンメンリーチが80%程度アガれるとなると、4%くらいはトップの可能性があります。自動的にダマにしがちですが、実はまだリーチに分がありそうです。ここでリーチを打つくらいならそもそも1巡目にを切りそうなものですが、あくまで現状の局面に応じた最善手を選べるようになりたいものです。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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