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ネマタの麻雀クイズ王 第19回

ネマタの麻雀クイズ王 第19回

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配牌で国士無双のアガリということは、すなわち天和国士無双。地和は第1ツモでのアガリなのでこのケースには含まれません。役満が複合した時の扱いはルールによって異なります。

役満は正式には役満貫。一局で得られる最高点が満貫だった時代に、一つの役だけで満貫になるものを役満貫と称しました。すなわち役満は元々最高得点の意味。点数のインフレ化で役満の点数が満貫の四倍に定まるまでは、役満が最高得点である以上、たとえ役満が複合したとしても点数は変わらないとするルールが一般的でした。このルールに従えば天和国士無双もシングル役満です。

役満の点数を満貫の四倍とするルールが定着すると、更なるインフレが求められたためか、役満の複合を認めるルールが主流になりました。このルールに従えば天和国士無双はダブル役満になります。

現在でも一般的ではありませんが、四暗刻単騎、国士無双十三門張、大四喜、九連宝燈九門張については、それぞれ四暗刻、国士無双、小四喜、九連宝燈との差別化を図るためにダブル役満とするルールがあります。何時頃見られるようになったのかは定かではありませんが、オンライン麻雀の元祖である東風荘(1997年サービス開始)や、同時期の麻雀ゲームの一部で採用されています。雀魂もこのルールを採用しています。

このルールに従えば、天和国士無双はダブル役満、十三門張ならトリプル役満ということになりますが、問題は天和のアガリで待ちを区別するのかということ。例えば「真・雀龍門」は、親も13枚牌を配ってから14枚目の牌をツモります。リンク先の動画で天和国士無双をアガっていますが、もし十三門張の形ならトリプルになっているものと思われます。十三門張をダブルとする麻雀格闘倶楽部も14枚目の牌をツモる演出があるので同じと思われます。

しかし、雀魂には配牌で14枚目の牌をツモる演出がありません。役満の複合で最大何点になるかという話になり、天和大四喜字一色四暗刻単騎と答える人に対して、ツモを区別しないから天和は四暗刻単騎にならないと突っ込む人が出てくるのはお決まりの流れ。平和をツモアガリした場合、攤牌(たんぱい)する前にアガリ牌を手の内に入れてしまうと、ツモ牌を区別できなくなってリャンメン待ちかどうか分からないので、平和はつかないものとして点数計算をするルールがあります。同じ理由で、14枚目の牌を区別しないなら十三門張になることはなく、必ずダブル役満になるものと思っていました。

ところが、プログラムに詳しい方から、ツモった牌の順番に区別をつけないので高点法の原則から天和国士は必ず十三門張扱い。複合してトリプル役満になるという話を聞きました。確かにプログラム上はその方が合理的。成る程と感心させられるも、実際に出たのを見ない以上は何とも言えないと思っていたのですが…

 

ご覧の通り実際にアガった方が現れました!確かに見た目は十三門張でないにも関わらず、手牌とツモ牌を区別しない仕様のため高点法でトリプル役満になっています。点数が96000点なのはツモ損有りの三人麻雀であるため。親でトリプル役満ツモなので48000オール。二人から48000点で96000点ということです。よって正解はトリプル役満でした。

純粋な1巡以内の国士無双のことを、「十三龍門」と呼ばれることがあります。国士無双は日本での名前で、中国では十三么九と言うのですが、中国古来の麻雀では純粋な1巡以内でのみ十三么九が認められたという説もあります。十三龍門は1979年に出版された本では五倍満扱い。この本を高校生の頃に読んで、「こんなの出るわけないだろう」と思った記憶があるのですが、全世界の麻雀情報が瞬時に手に入る今となっては、お目にかかるだけならそれほど珍しいことではなくなりました。時代の変化に合わせて、麻雀界を取り巻く環境も大きく変わっていったことに改めて驚かされますね。

麻雀クイズ王第20回

 オンライン麻雀「麻雀格闘倶楽部」に以前存在したルールとして正しくないものはどれでしょう?

①緑一色は發を含むもののみ認める
②九蓮宝燈はマンズのみ認める
③九種九牌で親が流れる
④半荘戦も20000点スタート

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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