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ネマタの戦術本レビュー第347回「麻雀 定石「何切る」301選  著:G・ウザク・福地誠 その20」

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 Q172~174

 Q172はメンゼンなら打も打もメンツのできやすさに差がない(を残してもツモとリャンメン変化しやすいカンチャンが残るので)ため、端寄りのリャンメンができるを残すことになりますが、鳴き手ならチーもあるので基本残し。他はメンゼン時と結果的に判断は同じですが、チーテンでリャンメンテンパイに取れるので鳴き手ならなおのこと残した方がよいということは押さえておきます。

 九州の方言で唐辛子を「こしょう」と言います…という話は次で出てきますね。ちなみにいわゆる「胡椒」は「洋こしょう」と呼んで区別するようです。唐辛子を「こしょう」と呼ぶのは日常会話でも時たま聞きます。

 Q175〜177

 アンコ+リャンメン×2のヘッドレス形ならリャンメンを残すことが多いですが、Q175のようにリャンメンが二度受け、ピンズの多メンチャン形が4メンチャンとなると流石にターツ落としが有利になります。

 Q176は以外で雀頭が出来れば234三色1シャンテンなので、を残してタンピン変化よりも手変わりの量が多いです。一方Q177は既に三色以外のメンツとリャンメンターツが2組あるので234三色にはなかなかなりません。むしろ567三色の方が有り得ますね。

 近所のうどん屋の卓上にゆずこしょうが置いてありましたが、中身を見ると赤い粉末状のものが入っていました。これはゆずこしょうではなくただの唐辛子ではと思ったのですが、どうやら青唐辛子ではなく赤唐辛子を使うゆずこしょうもあるみたいですね。

 Q178〜180

 Q178は三色を狙うとくっつきが若干弱くなりますが、やはり「よりよい受け入れ」優先。ドラが無いので三色になった時の打点も大きいです。一方Q179は三色になりづらいうえに、三色を狙うとリャンメンを崩す場合があり、三色にならなくてもタンヤオとドラで満貫見える手牌。三色は崩れるツモはもちろん、を残していれば高め三色が残る牌を引いた場合も完全1シャンテンと比較して有利とは言えないのでここで三色を見切ります。Q180はもう少し巡目が早ければシャンテン戻し。リャンメンテンパイになりやすいように打とするか、タンヤオのつきやすさと567三色で打とするかは難しいところ。場況や点数状況で使い分けることになりそうです。

 しかも本店がどこだかもよく分かってないそうですね。スガキヤの謎は深まるばかりです(笑)

 

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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