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ネマタの戦術本レビュー第416回「大きく打ち、大きく勝つ麻雀 著:近藤誠一 その5」

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方針はかえるもの

 50ページの手牌は先行されたとしても当分は押す手。それなら数巡後には先行テンパイが入りそうなタイミングで安牌と振り替えた方がアガリを目指す上でもよいでしょう。

 52ページの手牌からをツモってテンパイした形。有効と言える手変わりはツモくらいなので流石にリーチ。安手でもテンパイならそれだけで牙を持っているようなもの。決してまな板の上の鯉ではありません。

 55ページの手牌。チャンタよりはソーズホンイツの方がありそうです。繰り返しますが大事なのは守備意識を持つこと。そうすればできるだけ守備力を上げようとしなくても放銃を避けられるようになりますし、その分安手でもアガリの可能性を残すことでより失点を減らせるようになります。

 56ページの手牌。単純にを切っているならの価値が低く、ピンズホンイツはあるのでを残して切りとします。

 対戦している場にもよるのでしょうが、1フーロもしていない打ち手がマンズソーズをバラ切りしたからといって、ピンズが切りづらくする効果があるかは疑問です。むしろ山に残ってなさそうと読まれ、染め狙いの他家が手の進まないうちに切るということでピンズが切られやすくなりそうです。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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