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ネマタの戦術本レビュー第494回「新版おしえて!科学する麻雀 著:とつげき東北 編:福地誠 その16」

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第3章 リーチを控えて「待つ」べき条件

 1巡あたり10%の確率でツモる牌をツモるには平均10巡かかりますが、10巡後までにツモる確率が50%というわけではありません。実際は約65%の確率でツモります。(「1/n n回 確率」で検索すると数多くの考察サイトがヒットします。)

 それなら、元々アガリのリターンがあまり大きくない手であれば、運良く手変わりする可能性にかけてもう少し手変わりを待ってもいのではという疑問も起こりますが、このあたりについては、テンパイが遅れることによる失点もあるのでそれほど影響はないものと思います。

 注意すべきなのは、手変わり待ちの基準が、「得点2倍」と、「良形変化」に絞って書かれていることです。実戦では「良形変化かつ得点2倍」「得点4倍」のようなかなり強力な手変わりが含まれることも珍しくありません。また、悪形待ちの中でもアガリにくい形であればより手変わりを待ちやすいということも考えられます。

具体的な手変わり待ちについてはこちらを御参照下さい(参考:ブログ「とりあえず麻雀研究始めてみました」より「即リーチと聴牌外し(くっつき形)の境界巡目」)。本書の基準であれば終盤は手変わりを待てる牌姿は実質存在しませんが、「リーチのみカンチャン」が、「メンタンピン」になるような強力な手変わりが豊富にある場合は、終盤であっても手変わり待ち有利になるケースもあることが分かります。

悪形からリーチを目指す考え方

 カンチャン、ペンチャン待ちであれば、テンパイを外して浮き牌を1枚多く持った方が手変わりしやすくなるので、手変わりを待つ方がよいのであれば基本的にダマよりテンパイ外しの方が有利になります。

 しかし、シャンポン待ちの場合は、トイツを落としてテンパイを外すと、もう一方のトイツが雀頭に固定されてトイツがリャンメンになるなどの手変わりが無くなるので、手変わりを待つにしてもダマに受けるケースも増えます。

 タンキ待ちならダマテンに受けた方が手変わりしやすいですが、手変わりの質を考慮すればテンパイ外しが有利になる場合もあります。具体例としては、「勝つための現代麻雀技術論」講座3を御参照下さい。

 手牌Eについては本書では即リーチとありますが、これも手牌Cの時と同様、そもそもこのテンパイに取る前に中張牌の浮き牌を残して打でテンパイを外すべきですし、序盤で他に浮き牌がなければダマテンから中張牌引きでテンパイを外すのがよいでしょう。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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