- 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
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第3章 テーマ 24
アガリを目指す過程でメンツを作りやすい牌が残されることから、単純な牌の組み合わせよりはリャンメンが残ることが多く、リャンメン以外でも135のリャンカンのように、ターツをフォローすることで受け入れを増やすような牌の組み合わせは残されやすくなります。
よって、現物以外を切って降りるときはリャンメンに当たらない牌の中で、リャンメン以外でも待ちが残りにくいものから切るのが基本です。問題1は組み合わせが少ない、問題2はカン
が残っている可能性が低い分
、問題3は
4枚見えにつき最も組み合わせが少ない
切りとなります。4枚とも牌が見えているというのは強い情報であるうえに、意識しておかないと見落としやすいので特に注意しましょう。
第3章 テーマ 25
基本はリャンメンに当たらない牌の方が安全ですが、リャンメン以外で当たりづらく、リャンメンに当たる組み合わせも少ないワンチャンスとなると安全度が逆転する場合もあります。浮き牌だけが切られたリーチとなると、フォロー牌が切られていないリャンメン以外の待ちもリャンメンと同程度には残っている可能性があります。よって問題2は当たる組み合わせが少ないワンチャンスのの方が、スジとはいえペンチャンに当たる可能性がある
より安全と言えます。
ワンチャンス同士であれば、「4枚目がどこにある可能性が高いか」を考慮します。現物になって場に3枚とも切られている牌であれば、4枚目をリーチ者以外の他家が持っているなら安牌として切る可能性が高いです。しかし一向に切られないとなると、それだけ4枚目をリーチ者が持っている可能性が高くなるので、ワンチャンスの中でも放銃率が高いと言えます。この観点からすれば問題3はより
の方が通りやすいと言えます。
はカンチャンに当たる可能性もありますが、宣言牌がドラ
なら、カンチャンテンパイを外してドラ
へのくっつきを狙う選択もあります。その分リーチの良形率が高くなっていると予測できるので、その点からも今回は打
が有力でしょうか。
場況を見抜く!超実戦立体何切る

本書は平澤元気プロによる立体何切る問題集です。麻雀の「何切る問題」には大きく分けて2種類あり、自分の手牌だけの情報で受け入れ枚数が最も多くなるような牌を選ぶ「平面何切る」と麻雀の実戦さながら、相手3人の捨て牌やポン・チーの情報などを全て加味した上で何を切るかを選択する「立体何切る」があります。
麻雀界ではここ1、2年で「平面何切る」の良書が数多く出版されたこともあり、平面何切るにおいてはかなりレベルの高い知識が共有されています。
ではその中で差をつけるものは何でしょうか?その答えの一つが「立体何切る」です。
立体何切るでは、平面何切るの知識に加えて、河、点数状況、今が何局目であるか、といった多くのファクターを考え合わせた上での最善手を導き出す必要があります。
本書は現代麻雀の立体何切る問題集として先陣を切るものであり、本書の内容をマスターすることで一群から抜け出す雀力を身につけられるはずです。
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