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ネマタの戦術本レビュー第732回「現代麻雀の神ワザ 著:鳳南研究所 その11」

ネマタの戦術本レビュー第732回「現代麻雀の神ワザ 著:鳳南研究所 その11」

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。
  • 第1回から読みたい方は、目次からご覧ください!
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第一章 分析7

 中盤に悪形でテンパイした場合、良形テンパイのために手変わりを待てるのは3巡程度。麻雀牌は34種なので手変わりの目安はおよそ11種。
4連形×2のくっつき1シャンテンでも良形テンパイになる受けは8種止まりなので、待ちが場に多く切られて相当アガリにくい場合を除き、良形変化のためだけに手変わりを待てるのは単騎テンパイに限ります。


 メンツの数牌単騎の場合、123、789のシュンツは2種、他のシュンツは4種、19牌のアンコは2種、28牌のアンコは3種、他のアンコは4種、字牌単騎は最大で7種、ドラ単騎への手変わりが1種あるので、一般的には手変わりを待つことが多いのですが、ここからフリテンになる場合や場にかなり切られているものを除くと中盤でも基準を満たさないことも少なくありません。


 テンパイ以前により有利な待ちでテンパイしやすい形を目指すべきことも多いですが、毎回待ちを選べる手ばかりとは限りません。手変わり基準を満たさず、ダマでは役無し、あるいはリーチによる加点のメリットが大きい場合は、アガリやすいとは言い難い数牌単騎でも即リーチを打つべきです。


 ノベタン、亜リャンメン待ちと単騎待ちを比較する場合もあります。基本は枚数が多い方に受ければいいのですが、字牌単騎なら一般論でも比較的アガリにくそうなノベタンに勝ることが多いので、60ページのように数牌でも山に残っている可能性が高く出アガリも期待しやすいならノベタン、亜リャンメンに受けないこともあります。

 本書にある通り、常に場をよく見て他に選択肢がないかを意識するようにしたいものです。

現代麻雀の神ワザ

本書は日本最大のネット麻雀サイト「天鳳」における鳳南(鳳凰卓の東南戦)で、麻雀強者の牌譜を見続けてきた「鳳南研究所」による書き下ろしの麻雀戦術書です。

「強者の共通点はびっくりするほど少ない」と筆者は言います。

本書では天鳳位を始めとする強者たちの打ち筋の共通点を見出すとともに、それぞれの独自のバランス感覚(他人にはマネできない本人だけの「勝ちの型」)を明らかにすることを目指すものです。

数え切れないほどの牌譜を見てきたからこそ分かる、異彩を放つ一打とその背景にある麻雀理論。

本書で「現代麻雀の神ワザ」を体感していただき、みなさんの「麻雀の型」をさらにレベルアップさせる一助にしてください。

 
鳳南研究所
単行本:1,663円
Kindle Unlimited
 
 

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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