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ネマタの戦術本レビュー第805回「相手に対応させる技術 著:平澤元気 その15」

ネマタの戦術本レビュー第805回「相手に対応させる技術 著:平澤元気 その15」

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。
  • 第1回から読みたい方は、目次からご覧ください!

第1章 セオリー15

 メンツ、トイツ、ターツ、フォロー牌、浮き牌。手牌を構成する組み合わせはこの5種類のいずれかに分けられます。134ページの河なら、は浮き牌、フォロー牌、ターツの一部いずれも考えにくいので、トイツ落としでなければメンツの一部であることになります。

 メンツの一部とするなら、「スライド」か「空切り」。空切りは基本的に他家に不要な情報を与えることになりますし、セオリー14のような有効な空切りについても、徹底して出来ている打ち手はそれほど多くないので、出現頻度が高いのはスライドです。

 スライドと分かればその牌の片スジと遠いスジが通ることが分かります。また、手の内にあるシュンツが何か分かるので、そのシュンツ+リャンメンの3メンチャンが残っているとするとフリテンになる牌も通ることが分かります。137ページで言えば前者が、後者がです。

 ただし、138ページ以降で紹介されているように、スライドではなく空切りの場合は、前者は当たる可能性があります。スライドに見せかけた空切りのケースまで想定すると、がどの程度当たるのかは気になるところですが、「待ちで無ければ、の空切りをしない打ち手、局面であると読める。」「を引いてになっても、スライドせずにツモ切りする打ち手、局面であると読める(将来をツモった時に、比較的他家に通りやすい切りを選べるという理由でツモ切る選択もある)。」両方の条件が揃えばむしろが本線とまで判断できるのかもしれません。今回に関しては残り1枚のうえ、ツモなら赤でなくてもこちらの仕掛けを考慮してスライドされやすい局面。待ちテンパイの時以外は空切りされないなら放銃率20%(1枚、4枚)になります。

 本当に20%あるなら3900以上確定の鳴きに1000点悪形なら止めた方がよさそうですが、有効なケースでしか空切りをしない打ち手よりは、損な空切りを癖でやってしまう打ち手の方がずっと多いもの。上級者であってもそこまで打牌選択を徹底しているわけではないので、よほど相手の打ち筋を知っているのでなければを止めるほどではないとみます。

現代麻雀の秘技 相手に対応させる技術

基礎的な麻雀戦術理論がネット上で共有されたことで、麻雀ファン全体のレベルが上がったと言われています。その中で差をつけるための技術として、今注目を集めているのが「相手に対応させる技術」です。相手の「対応する技術」を逆手に取って、その裏をかくハイレベルなテクニックとなります。

本書ではそのような戦術を論理的な解説に定評のある平澤元気プロが説明します。
(1)読みの基礎 
(2)それを応用する技術
(3)ただしこれはやりすぎ

本書で基本的な読みのテクニックとその裏をかく技術をマスターしてください。

著:平澤 元気
単行本:1,663円
 

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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