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ネマタの戦術本レビュー第995回「『鬼打ち天鳳位の麻雀メカニズム』編 その16 著:お知らせ」

ネマタの戦術本レビュー第995回「『鬼打ち天鳳位の麻雀メカニズム』編 その16 著:お知らせ」

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。
  • 第1回から読みたい方は、目次からご覧ください!

当レビューは書籍の内容に関するネマタ氏が当書の回答に異論があるもの、追記事項があるものを取り上げます。姿牌、局面については書籍を購入してご確認下さい。

PART5 点数状況判断

5 オーラスアガリトップ?

本書の指摘通り、アガリトップと一口に言ってもその内実は様々。分かりやすい言葉にとらわれると本質を見失いがちになるので、アガってトップだけでなく、放銃、放銃以外の被アガリでどの程度の着順が見込めるかも把握しておく癖をつけましょう。

持ち点①はアガってトップ、振って2着、アガられても2着。「アガリトップ出るポン見るチー」と言われる場合に想定される点数状況はまさにこのような時。これならアガリ率を最大化するように立ち回るのが正着になるので分かりやすいです。

持ち点②はアガってトップですが、どこに満貫放銃してもラス、アガれなくてもトップの可能性が残ります。これなら重要になるのはむしろ2位以上着順が落ちるような放銃を避けることにあり、そのような放銃率を上げない範囲でアガリ率が高くなるように打ち回す必要があります。そのため鳴くのははっきり先制テンパイが取れそうな場合か、鳴いても放銃率が上がらないケースに限られます。

持ち点③は2位以上着順が落ちることはほとんどありませんが、放銃以外でトップを維持できる他家に放銃して2着に落ちる展開は特に避けたいところ。先制テンパイか、安牌が残る範囲内で仕掛けて手を進めることになりそうです。便宜上字牌トイツを安牌候補としましたが、数牌でも安牌と判断できる牌が複数あれば鳴いて手を進められる範囲が増えます。先手が取れるかどうか微妙なケースであれば、安牌がどの程度残っているかもチェックしておきたいところです。

6 ラス目でのノーテン押し

点数状況がフラットな局面と比べると、勝っている時は引き寄りになることが増えますが、負けている時はそれほど判断が変わりません。ラス目でも次局以降満貫アガリで着順が上がる可能性が残るなら、逆転の見込みがかなり薄くなるような放銃リスクは相変わらず大きいですし、満貫でも届かないラス目であっても、低打点で局が流れるような手についてはアガリのリターンが大きくならず、むしろ親が連荘した方が逆転の可能性を残しやすいです。

結局、ラス目という理由で押し寄りになるのは、アガリ率がやや低いが高打点が見込める手ですが、そのような手ならフラットな局面でも押しが悪くないので、ラス目という理由で大して押し寄りにならないということになります。負けている展開の時は無意識のうちに、「ここで負けるようならどうせ勝てない」と思いがちですが、次局以降どんな手牌が来るかはそれまでの結果に左右されません。その後運良く配牌、ツモに恵まれた時に1つでも上の着順を目指せるようにするためにも、切れ押しは厳に慎みたいものです。

鬼打ち天鳳位の麻雀メカニズム

「麻雀は考えるのが大事とよく言われます。では実戦でどうすればより良い思考ができるでしょうか。答えは単純で、『考えられた結果を手が勝手に出力する』ようにすること
です」(まえがきより)

麻雀とは人間の処理能力を超えた情報量を与えられ、限られた時間でそこから最適解に近いものをいかに導き出すか、というゲームであると言えます。
その際に役に立つのが「システム」です。状況をある程度パターン化し、抽象化することで個々の事象に対して、最善の選択をする可能性を上げることができます。

本書があなたに提供するのは最高レベルのシステムです。驚異的な打荘数で知られる「鬼打ち天鳳位」ことお知らせ氏が生み出し、磨き上げられた55のシステムとその詳細な解説が本書に書かれています。 

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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