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ネマタの戦術本レビュー第1155回「『必勝!麻雀実戦対局問題集』編 その3 著:多井隆晴」

ネマタの戦術本レビュー第1155回「『必勝!麻雀実戦対局問題集』編 その3 著:多井隆晴」

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
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当レビューは書籍の内容に関するネマタ氏が当書の回答に異論があるもの、追記事項があるもの、または更に掘り下げたい部分等を取り上げます。姿牌、局面については書籍を購入してご確認下さい。

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問題4 接戦でのリーチ判断

ある程度麻雀を打ち慣れていると、「手牌の中でアガリ牌を使っている待ち」に抵抗感を覚える打ち手も少なくありません。松本プロが待ちになってもリーチにせず、枚数が少なくなっているにも関わらずカンでリーチを選んだことからもそのことがうかがえます。

しかし、熟練者の直感以上にリーチが有力であることが研究によって判明したのが麻雀というゲーム。接戦の時はリーチによる加点で順位状況を大きく改善することができるので、東1局でリーチを打つ手ならなおのことリーチがよいと考えて差し支えありません。

個人的にはカンで即リーチを打ちそうです。アガリ牌が残り2枚となるとリーチを打ちづらいですが、5200なら出アガリでもトップ目。場況からは他家に使われにくいので、残り2枚としても、通常の4枚残りカンチャンにアガリ率でやや劣る程度とみます。

練習問題について。基本は手変わりを待つならテンパイを外して最大限手変わりしやすくすることが多いのですが、今回テンパイ外しが得策でないのはそのままアガリになるに加え、イーペーコーの1翻をつけてテンパイを維持できるツモもあるため。テンパイ維持側にのみ残る手変わりがある場合は注意が必要です。

ただ、打点上昇の手変わりが5種(うち2種は良形変化)程度となるとこれでも即リーチが有力なところ。今回はトップ目かつ残り1枚なので個人的にもダマにしたいところではありますが、多少待ちが悪いという程度なら大概はリーチした方がよいということを押さえておきましょう。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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