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ネマタの手組の達人 第15回

ネマタの手組の達人 第15回

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今回の手牌はメンツ手としては「23222」。チートイツの2シャンテンでもあります。一見5ブロックですが、を2ブロックとみなせば6ブロック。打でも5ブロック残るのでシャンテン戻しになりません。

選択肢は「2+1枚」の形から1枚切ってリャンメンを固定する打、「2+1枚」の形から1枚切ってアタマを固定する打。2枚のターツを落とす打。他のリャンメン固定はチートイツの受けが無くなり、打ならアタマ固定でも受けが残り、ツモのリャンメン変化があるので、「その他」の選択は3択のいずれかには劣ると言えそうです。

今回のような「23222」(フォロー牌でない浮き牌無し)形の手牌で何を切るかについての考え方は以前こちらにまとめました。今回はソーズがカンチャン残りなので、ツモからの良形変化が残る打が、メンゼンで進めた場合のアガリ率では勝りそうです。しかし手作りはアガリ率だけでなく打点も考慮します。今回はチートイツの受けこそ打でも残りますが、トイツがコーツになった場合はサンアンコの受けを失います。リャンメン固定かアタマ固定かでアガリ率が大幅に変わるわけではないので、目先の高打点受けを残しておくに越したことはないでしょう。よって、打と打ならやや打が勝ります。

ターツ落としの打は一見ただ手を狭くするだけの手にも見えますが、「2+1枚」の1枚は浮き牌ともみなせます。例えばツモで打として。2シャンテンのままですが、打としてツモのカン残りの1シャンテンより良形変化が望みやすく、ピンズの中ぶくれ形が残るようであればより手広い1シャンテンに取ることができます。早い段階でターツを落とした方が、浮き牌から新しくターツが出来た場合により手広い形が残るという利点があります。

しかし今回は既に6巡目。すぐをツモったとしても7巡目なので、カン残りの1シャンテンよりも、上記のような2シャンテンが明確に優れているというほどでもないでしょう(ピンズ中ぶくれ形の変化を残すにしても打とする手がある)。「2+1枚」の1枚を浮き牌とみなすとしても、だとスジで有効牌がかぶるのもあり、がカンのターツに勝るまでは至らないとみて私なら打とします。

しかし今回は打としても2シャンテンを維持できるということと、とリャンメントイツの形で持っているなので、単なる3〜7浮き牌のようにカンチャンの下位互換にはならないことから、第1回と異なり、配牌ならむしろ有力になるまであると考えます。今回の問題は実戦例からだったのでドラとしましたが、ソーズカンチャンを落とすとドラ引き変化を失うデメリットがあるという打側に不利な要素が含まれていたので、他の牌をドラにした方が面白かったですね。

次回の問題

 ドラ

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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