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第199回 ネマタの麻雀徒然草

第199回 ネマタの麻雀徒然草

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ネマタの麻雀徒然草とは
  • 『ネマタの麻雀徒然草』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる「麻雀に関する話題を徒然なるままに書き連ねていく」コラムです。
  • 第1回はコチラ

1巡目でアガリを宣言するローカル役満として「十三不搭」があります。配牌でアタマが1つだけあってメンツもターツも無い手牌である場合、特別に役満扱いとしたものです。派生役としてアタマすらない「十四不搭(十三無靠)」おあります。第195回のようにパターン分けすると、十三不搭は「21111」。十四不搭は「1111」となります。

私が初めて十三不搭という役を知ったのは、小さい頃麻雀ソフトで遊んでいた時。CPUが開局いきなり手牌を倒したので、「まさか天和?」と思ったら手牌はバラバラ。「何だ九種九牌か」と思ったら役満の表示。一体どうして役満なのか全く分からず、「何それズルい」と思ったものです。名前からしてもバラバラな時に成立する役なのは分かりましたが、成立条件については検討もつかず、ある時本屋で麻雀の本を立ち読みしていてたまたま十三不搭が紹介されている頁を発見し、ようやく真相に辿り着いたのでありました。当時の麻雀ソフトでは十三不搭が採用されている例を結構見かけましたが、十四不搭については見たことがありません。ただし、「アタマが無いものも十三不搭として認める」とされる場合もあるので、実際は十四不搭のケースも含め手十三不搭扱いだったのかもしれません。

第128回でもお話したクラス合宿の話。例年山中湖にある大学の寮で行われるのですが、卓を囲もうとして入った部屋の中に、「祝!十三不搭」と書かれた紙が貼ってありました。我々の先輩方も、こうして卓を囲んでいたのだなと感慨深くもなりましたが、実際に十三不搭を採用している人達がいることに少し驚いたものです。知らない人からみれば全くのバラバラ。十四不搭を認めるかどうかも含め、事前にきっちり取り決めしておこないと何かとトラブルになりそうです。

麻雀の数学 ーらすかるの家

十三不搭の確率は約1/10837。組み合わせは天和の約30倍。四人全員にチャンスがあるので出現率は120倍。半荘1000回に1回の割合でアガれるレベルとなるとあまりプレミア感がないですね。昨今では採用されるケースを見なくなったのも、役満の割には簡単に出てしまううえに、見栄えもよくない為でしょうか。

第196回で「天和国士無双」の話をしましたが、言ってしまえばこの形も十三不搭の条件を満たしています。もし十三不搭を採用していれば合わせて三倍役満、13メンチャンがダブルなら四倍役満…と思ってしまいましたが、二盃口と一盃口、清一色と混一色が同時に成立しないように、必ず配牌でのアガリになる十三不搭は天和、地和と複合しませんので、結局そのまま天和、国士無双扱いで変わりませんでしたね。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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