第12期雀竜位・斎藤俊プロ(日本プロ麻雀協会)によるプロ対局の寸評がスタートしました。今回は6月18日に行われた「雀王戦Aリーグ第4節」です。
雀王戦Aリーグ第4節
順位 | 氏名 | 第4節 | TOTAL |
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1 | 角谷 ヨウスケ | 15.5 | 257.0 |
2 | 矢島 亨 | 151.7 | 221.6 |
3 | 鈴木 達也 | 73.3 | 204.9 |
4 | 橘 哲也 | 115.7 | 208.9 |
5 | 小川 裕之 | 6.8 | 190.7 |
6 | 金 太賢 | 73.1 | 168.8 |
7 | 鈴木 たろう | ▲111.4 | 89.7 |
8 | 仲林 圭 | 116.1 | 50.8 |
9 | 宮崎 和樹 | ▲139.8 | 31.1 |
10 | 佐久間 弘行 | ▲127.5 | ▲96.1 |
11 | 蔵 美里 | ▲86.2 | ▲121.6 |
12 | 土子 貴智 | 6.2 | ▲198.9 |
13 | 伊達 直樹 | ▲55.8 | ▲248.3 |
14 | 阿賀 寿直 | 25.9 | ▲364.3 |
15 | 鍛冶田 良一 | ▲66.6 | ▲430.5 |
本日はニコ生放送がないので、寸評を書くために直接会場に足を運んだ。会場に着くなり「斎藤君の書いている寸評見たよ~」という声。関西支部所属で唯一のAリーガー、角谷ヨウスケである。現在Aリーグ首位を走る。
「よーし、書いてもらえるような麻雀、張り切って打たなきゃ!!」
関西気質もあり実にノリノリである。そんな西家の角谷。
東1局 ドラ
ツモ
5巡目でここから切りリーチに。場況若干良しではあるが思い切った選択である。本人曰く、を合わせ打たれて壁が出来ての出上がりや、他家を降ろしているうちのツモを優先したとの事。これは成功したら記事にせねば!!と思ったところ鍛冶田の追いかけ親リーチ
に放銃していました(´・ω・`)
しかし本日粘りに粘りトータル首位をキープする。初の決定戦進出を目指す。
この日は角谷のみならずメンツ手の数牌単騎待ちリーチを良く見た。
やじ研でお馴染みの矢島亨
から切りリーチ!程なくしてをツモり1300/2600。
「やじ研でこんなリーチ打ったらお説教しちゃうけどね(笑)」と仰ってました!この日3トップで151.7Pを上乗せし、トータルで角谷に次ぐ2位につける。
さらに阿賀
14巡目に切り追いかけリーチ!からの一発ツモ。これ和了れる人どれだけいるのでしょう・・・ドラ、ウラでの3000/6000。鳥肌モノですよ。この和了により局トップとなり少し借金返済となる。
勿論どのリーチも場況良しではある。突き詰めて相手の手や河を読めればリャンメンより単騎が優れるケースが見えたりするのです。というか阿賀のとか特に凄くないですか!?一般には真似るな危険という匂いもしますが・・・
さてAリーグはまだまだ続きます。次はあなたの目で直接見てください!
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日本プロ麻雀協会の最高峰リーグ、雀王戦Aリーグ。全10節・40半荘を戦い、成績上位3名が現雀王・木原浩一への挑戦権を得る。本日19日には第5節の模様がスリアロチャンネルで生放送される。斎藤俊プロは3~5回戦を解説する。
【対局者】
鈴木達也 矢島亨 小川裕之 金太賢 宮崎和樹
※5人打ち。各回1人抜け番で5回戦。
【解説】
木原浩一(現雀王) 武中進 斎藤俊