麻雀プロリーグ「大和証券 Mリーグ2019」。31日目の戦いが11月18日(月)に開催された。
【出場チーム】
赤坂ドリブンズ
EX風林火山
KONAMI麻雀格闘倶楽部
チーム雷電
第1試合は園田、黒沢、勝又、高宮が出場。
東1局、親の勝又が8巡目リーチで黒沢から12000、1本場では園田が6巡目リーチで黒沢から12000。どちらも手が出来ていただけに黒沢としては苦しいスタートとなった。
その後園田がややリードして南入。しかし南1局5本場で黒沢が園田から8000をアガりトップ目は勝又に。
南2局には高宮がカンのリーチのみの手をツモって裏を2枚乗せて4000オールで上位に迫る。
南2局1本場には園田が高宮からチャンタ・三色・ドラ1の8000をアガってトップ目に再浮上したが、南3局1本場には勝又が園田から8000をアガリ再逆転でトップ目に立ちオーラスを迎えた。
オーラスは倍満ツモでトップとなる条件の高宮がタンヤオ平和ドラ3のリーチ。一発ツモかツモ裏1でトップとなるリーチだったが黒沢からの出アガリとなり、2着に浮上してのフィニッシュとなった。
ハーラートップの5勝目となった勝又。「少し余裕が持てるポイントとなったので、それを利用して更に狙えるトップは狙っていきたい名と思います。」と積極的な姿勢をコメントした。
1位 勝又(風林火山)+61.8
2位 高宮(麻雀格闘倶楽部)+17.3
3位 園田(ドリブンズ)▲8.3
4位 黒沢(雷電)▲70.8
第2試合は村上、萩原、滝沢、前原の対局。
東1局1本場に滝沢のリーチの現物で待ち構えた前原が村上から12000をアガり一歩リード。
2本場では萩原が村上から8000のアガリ。村上は立て続けに放銃する厳しいスタートとなった。
東2局には先制リーチの前原から滝沢が12000をアガりトップ目に浮上
東2局1本場では萩原が村上から8000をアガり再びトップ目に浮上。村上はこの時点で箱下と厳しい展開に。
しかしここから村上が反撃、前原からの8000のアガリを決めた後の親番で6000オールをアガり一気に差を詰める。
南1局1本場では前原から8000をアガりトップ目まであと僅かとなった。
しかし、南3局で萩原が4000オール、1本場では滝沢が2000・4000で二人とはまた突き放されてオーラスを迎えた。
しかし南4局、親の村上は前原から12000をアガり滝沢まで200点差の3着目となった1本場、リーチ・一発・ツモ・ホンイツ・七対子の8000オールを決めて一気に大逆転。
最終局は跳満ツモで逆転トップとなる萩原がドラを3枚抱えてリーチ。2着浮上を狙った滝沢もリーチ。しかしこの局は流局となり、村上が劇的なトップを獲得した。
ドリブンズはこのトップで遂に6位に浮上。長いトンネルをようやく抜けることが出来たか。この先の戦いにも注目。
1位 村上(ドリブンズ)+75.6
2位 萩原(雷電)+17.4
3位 滝沢(風林火山)▲16.6
4位 前原(麻雀格闘倶楽部)▲76.4
11月19日(火)はKADOKAWAサクラナイツ、渋谷ABEMAS、セガサミーフェニックス、UNEXTパイレーツの対戦。