麻雀プロリーグ「Mリーグ 2019 朝日新聞ファイナルシリーズ」は2020年6月23日(火)に最終日を迎えた。KADOKAWAサクラナイツ 対 渋谷ABEMAS 対 セガサミーフェニックス 対 U-NEXT Piratesの対戦が行われ、U-NEXT Pirates がトータル244.7ポイントで優勝し、Mリーグ二代目王者に輝いた。U-NEXT Piratesは賞金5000万円と優勝プレートを獲得。2位のセガサミーフェニックスには2000万円、3位の渋谷ABEMASには1000万円が授与された。
11戦目、1位フェニックスと2位ABEMASの差は86.1ポイント差、3位Piratesとは124.2ポイント差で迎えた最終日、リードがあるとは言え、Mリーグルールの直接対決2戦。まだまだ油断できない最終日となった。
1戦目は石橋のゲーム回しが光り、サクラナイツの内川2着、ABEMASの白鳥3着、フェニックス近藤が4着という、理想的な並びを作り上げ、Piratesがトータルトップに。
【#Mリーグ 実況】
— Mリーグ(プロ麻雀リーグ)実況 (@m_league_jikkyo) June 23, 2020
第1試合が終了しました。Pirates・石橋が並びも作って値千金のトップ!Piratesは首位に浮上✨残すは最終戦‼️
1位 石橋(Pirates)+74.8
2位 内川(サクラナイツ)+1.5
3位 白鳥(ABEMAS)▲18.9
4位 近藤(フェニックス)▲57.4
視聴はこちら▶https://t.co/0BCcDu5bXZ pic.twitter.com/cy4NnAsBFK
上位3チームが三つ巴の状態で迎えた第2試合。序盤に魚谷がリードをとるも、南1局タンヤオのテンパイから小林への満貫放銃で失点。
魚谷はオーラスでは跳満ツモか、小林からの満貫直撃条件となり、条件を満たすリーチをかける。
道中小林の手から魚谷の当たり牌がこぼれるかと思われたが、流局で第2試合終了。
去年は予選敗退と悔しいシーズンとなったパイレーツだったが、見事なリベンジでMリーグ二代目チャンピオンに輝いた。
インタビューで小林は「全国いろいろな所から応援していただいて、今回たまたま僕が勝つ役を貰いましたけれども、チームメイトに普段から麻雀を教わっているので、このチームで普段からたくさん勉強して、新しい知識を取り入れて、ようやく勝つことができたと思っています。Mリーグの優勝チームとして恥ずかしくないように、今後も精進していきたいと思います。ありがとうございました」と一礼した。
表彰式では、藤田晋Mリーグチェアマンより優勝プレートと賞金5000万円が贈呈された。
また個人スコア賞、最高打点賞の二冠を魚谷侑未(フェニックス)が達成、4着回避率賞として近藤誠一(フェニックス)にメダルが贈呈された。
藤田晋Mリーグチェアマンは、「2年目は大盛況のまま終わることができました。この熱狂を外へというスローガンを掲げてスタートした2シーズン目で、まだ十分とは言えませんが、確実に熱狂が外へ広がっているような手ごたえを感じられた2シーズン目でした。3か月には新シーズンが始まりますが、来シーズンはさらに面白いものにしていきたいと思います」と締めくくった。
Mリーグ2019 朝日新聞ファイナルシリーズ 最終成績
Mリーグ2019 朝日新聞セミファイナルシリーズ 最終成績
大和証券Mリーグ2019 レギュラーシーズン 最終成績
レギュラーシーズン 個人賞
・個人スコア
1位:魚谷侑未(セガサミーフェニックス)451.4pt
2位:村上淳(赤坂ドリブンズ)366.7pt
3位:近藤誠一(セガサミーフェニックス)332.0pt
・最高得点
1位:魚谷侑未(セガサミーフェニックス)94,400点
2位:沢崎誠(KADOKAWAサクラナイツ)92,100点
3位:瀬戸熊直樹(TEAM雷電)82,100点
・4着回避率
1位:近藤誠一(セガサミーフェニックス)0.95
2位:小林剛(U-NEXT Pirates,)0.93
3位:村上淳(赤坂ドリブンズ)0.85