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【6/23  Mリーグ 結果】最終日、石橋トップで完璧な並びを作り上げ、小林がそのバトンをしっかりと引継ぎPiratesが優勝!

【6/23 Mリーグ 結果】最終日、石橋トップで完璧な並びを作り上げ、小林がそのバトンをしっかりと引継ぎPiratesが優勝!

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麻雀プロリーグ「 Mリーグ2019 朝日新聞ファイナルシリーズ」最終日が6月23日(火)に開催された。

6月23日の対戦カード ©ABEMA
実況解説は土田、日吉 ©ABEMA

第1試合

第1試合は内川、石橋、白鳥、近藤の対戦。

第1試合の出場選手 ©ABEMA
最終日開始前のスコア ©AbemaTV

11戦目、1位フェニックスと2位ABEMASの差は86.1ポイント差、3位Piratesとは124.2ポイント差で迎えた最終日。また、サクラナイツにはかなり厳しい状況だが、Mリーグルールの直接対決2戦。油断できない最終日となった。

東1局は白鳥がピンフのリーチにをツモって一歩リード。

東1局 白鳥の リーチ・ツモ・ピンフ・赤 1300-2600 ©ABEMA

東2局では石橋がカンから仕掛けの片アガリでテンパイ。見事をツモり満貫でトップ目に。石橋のツモる手には力がこもっていた。

東2局 白鳥の手牌 ©ABEMA
東2局 石橋のダブ東・ドラ・赤 4000オール ©ABEMA

東2局2本場では内川のリーチに近藤が役なしのヤミテンを押してツモ。

東2局 内川のリーチ ©ABEMA
東2局 近藤のツモ・赤 500-1000 ©ABEMA

続く東3局では石橋のリーチに近藤が追いかけるも、石橋のアガリに。

東3局 近藤のリーチ ©ABEMA
東3局 一橋のリーチ・ツモ・タンヤオ 1300-2600 ©ABEMA

南1局1本場で白鳥が先制リーチも、白鳥の現物待ちのヤミテンに構えた石橋が近藤から3900点を直撃。石橋の親番に。

南1局1本場 近藤の手牌 ©ABEMA
南1局1本場 石橋のピンフ・赤・ドラ ©ABEMA

石橋は南場の親番ではアガれなかったものの、次局南3局では白鳥が先制リーチ。ここでまたもその現物で石橋が近藤から3900点を直撃。第1試合はオーラスへ。

南3局1本場 白鳥のリーチ ©ABEMA
南3局1本場 近藤の手牌 ©ABEMA
南3局1本場 石橋のピンフ・ドラ・赤 3900 ©ABEMA

オーラスでは内川のリーチに近藤が放銃。内川が2着目に。

南4局 内川のリーチ ©ABEMA
南4局 近藤の手牌 ©ABEMA
南4局 内川のリーチ・一発・ドラ 7700 ©ABEMA

南4局1本場。内川と白鳥の差は2300点。石橋が内川を3着に落とさない手を作り和了。見事Pirates1着、サクラナイツ2着、ABEMAS3着、フェニックス4着の並びで第1試合は終了。Piratesがトータルトップにおどりでた。

南4局1本場 内川の手牌 ©ABEMA
南4局1本場 石橋の七対子 1600 ©ABEMA
第1試合トップの石橋 ©ABEMA

勝利者インタビューで石橋は「残り2戦でかなり厳しい条件だったのですが、まずは第一関門突破しました。次もトップ条件になると思うんですけど、いい形でバトンを渡せたのは良かったです。自分の結果次第でPiratesのファイナルが終わってしまいかねなかったので、絶対に勝つつもりで麻雀を打ってました」と話すうちに笑みをこぼした。

次に登板が決定している小林に向けて「自分の仕事はきっちりやったと思います。小林さん、絶対優勝しますとはあまり言わないタイプなんですけど、絶対優勝しましょう!お願いします!」とポーズをとった。

第1試合結果
1位 石橋(Pirates)+74.8
2位 内川(サクラナイツ)+1.5
3位 白鳥(ABEMAS)▲18.9
4位 近藤(フェニックス)▲57.4

第1試合終了時点のチームランキング ©ABEMA

 

第2試合

第2試合は沢崎、小林、多井、魚谷が出場。

第2試合の出場選手 ©ABEMA

東1局から多井の山越しが炸裂。沢崎からの当たり牌を見逃して下家の魚谷から3900点を直撃。最終戦ならではの戦い方を見せつけた。

東1局 沢崎の手牌 ©ABEMA
東1局 魚谷の手牌 ©ABEMA
東1局 多井の南・赤2 3900 ©ABEMA

しかし東2局、東3局と魚谷が連続してアガリを決め、トップ目に。

東2局 魚谷のリーチ・ツモ・タンヤオ・ピンフ 1300-2600 ©ABEMA
東3局 多井の手牌 ©ABEMA
東3局 魚谷のダブ東・三暗刻・赤 12000 ©ABEMA

東3局1本場は多井の先制リーチも、小林が役なし単騎で押していく。これを小林がツモって東4局へ。

東3局1本場 多井のリーチ ©ABEMA
東3局1本場 小林のツモ・赤 500-1000 ©ABEMA

東4局小林の配牌はテンパイまでかなり時間がかかりそうに見えたが、リーチ、ピンフ・ドラ・赤の本手になるもアガれず流局。

東4局 小林の手牌 ©ABEMA
東4局 流局 ©ABEMA

流局が続いた南1局2本場。小林がドラの単騎七対子をヤミテンに構え、タンヤオでテンパイしていた魚谷から直撃。小林がトップ目に。

南1局 魚谷の手牌 ©ABEMA
南1局2本場 小林の七対子・ドラ2・赤 8000 ©ABEMA

南2局も小林のリーチが決まり、南3局では魚谷が親番でテンパイできずに流局。オーラスへ。

南2局 小林リーチ・赤 2600 ©ABEMA

オーラス、魚谷は跳満ツモか小林からの満貫直撃条件が残され、6巡目に条件が叶うテンパイ。時間をかけ、ゆっくりと魚谷がを横に置き、結果を委ねた。

南4局1本場 魚谷のリーチ ©ABEMA

道中安牌が尽きた小林から当たり牌のがこぼれそうになるなど、最後まで分からない展開が続くが、流局。

南4局1本場 小林の手牌 ©ABEMA
南4局1本場 流局 ©ABEMA

昨シーズンはレギュラーシーズン敗退、今シーズンも苦しい戦いを強いられ、最終日も厳しい条件が付きつけられたPiratesが、悲願の優勝を成し遂げた。

第2試合トップの小林 ©ABEMA

インタビューではPiratesの選手全員がカメラの前にならび、小林は「2年間ずっと厳しい戦いを見せてきましたが、ようやくしっかり勝つところを見せられてよかったなと思います。オーラスに手がかかる可能性はかなりありました。多井さんに役満条件もあったんですけど、現実的には魚谷さんの跳満条件が満たされやすいだろうと思い、魚谷さんの現物だけを残そうと思いながらやってたのですが、現物が一枚も増えなかったんですね。あと魚谷さんに手作りを間違えてもらおうと思って、急所になるを見せないようになんてこともやっていたので、酷い手詰まりを起こしていて、正直は出てもおかしくない牌でしたね。途中からは残り巡目と安全牌の数を数えていました。あと、多井さんも沢崎さんも打ちたくないでしょうから、二人がベタオリを間違えないように、目いっぱい情報を開示してました。も危なかったですし、もつかんだら危なかったです」とホッとした様子で語った。

朝倉は「僕が酷いミスを自分の中でしてしまって、それで今日厳しい条件で最終日を迎えることになってしまったので、本当に後悔がすごかったです。石橋さんと小林さんがトップをとって優勝してくれたので、力強い先輩に囲まれて嬉しいです」とこぼれる涙を拭った。

これをみたインタビュアーの松本から小林に「朝倉選手の大三元も大きかったですよね?」とマイクが向けられるも小林は「そうですね。ツモが良かったですね」と淡々とこたえた。

最後に選手全員から、ファンに向けてのメッセージが送られた。

朝倉「ご視聴ありがとうございました。今年一年は自分の弱さに気付いた一年でした。力強くてあったかいチームメイトに助けられて優勝することができ、本当に嬉しく思います。応援、ご視聴いただいた皆様、本当にありがとうございました!」

石橋「U-NEXT Piratesは、Mリーグの中ではかなり異質というか、仕掛けが多い麻雀で、かなり変わった打ち方だなと思った方もいらっしゃると思います。自分たちは結果を出すことを信じて、全ての試合に全力で取り組んできました。すぐに次のシーズンが始まりますので、ぜひ応援のほどよろしくお願いします!」

瑞原「私は今年からだったんですけど、U-NEXT Piratesというすでにあったチームに迎え入れてくれたサポーターの皆様、一年間応援してくれて本当にありがとうございました」

小林「全国いろいろな所から応援していただいて、今回たまたま僕が勝つ役を貰いましたけれども、チームメイトに普段から麻雀を教わっているので、このチームで普段からたくさん勉強して、新しい知識を取り入れて、ようやく勝つことができたと思っています。Mリーグの優勝チームとして恥ずかしくないように、今後も精進していきたいと思います。ありがとうございました」

第2試合結果
1位 小林(Pirates)+61.2
2位 魚谷(フェニックス)+9.6
3位 沢崎(サクラナイツ)▲20.9
4位 多井(ABEMAS)▲49.9

6月23日トータル結果

Pirates+136.0
サクラナイツ▲19.4
フェニックス▲47.8
ABEMAS▲68.8

6月23日終了時点チームランキング ©ABEMA

2020シーズンは約3か月後の10月スタートが予定されている。

Mリーグ2019 朝日新聞ファイナルシリーズ 最終成績

Mリーグ2019 朝日新聞セミファイナルシリーズ 最終成績

大和証券Mリーグ2019 レギュラーシーズン 最終成績

レギュラーシーズン 個人賞

・個人スコア
1位:魚谷侑未セガサミーフェニックス)451.4pt
2位:村上淳赤坂ドリブンズ)366.7pt
3位:近藤誠一(セガサミーフェニックス)332.0pt

・最高得点
1位:魚谷侑未(セガサミーフェニックス)94,400点
2位:沢崎誠KADOKAWAサクラナイツ)92,100点
3位:瀬戸熊直樹(TEAM雷電)82,100点

・4着回避率
1位:近藤誠一(セガサミーフェニックス)0.95
2位:小林剛(U-NEXT Pirates,)0.93
3位:村上淳(赤坂ドリブンズ)0.85

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麻雀ウォッチ編集部
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