麻雀プロリーグ「朝日新聞Mリーグ2023-24」セミファイナルシリーズ14日目が4月30日(火)に開催された。
第1試合結果記事
第2試合出場選手
第2試合
東1局、四者とも重い配牌を手にし、丁寧に育てていく。中盤、優がタンヤオ仕掛けで戦端を開く。しかしファーストテンパイは親番園田。ピンフドラ1をダマテンに構える。これに白鳥が追いついて先制リーチ。優が三副露目を入れてテンパイしたところで園田が意を決してリーチに踏み切る。最後は白鳥が優のアガリ牌をツモ切って放銃となった。
東2局、親番の白鳥がドラのを切って先制リーチ。子方はそれぞれオリを選択し、白鳥vs山の戦いになる。山にあったアガリ牌のは、が園田に、が優にそれぞれ流れ、最後は白鳥の一軒テンパイで流局となった。
東2局1本場は前局同様、中盤まで重い展開。国士無双模様の捨て牌になった園田を横目に、白鳥がチーから発進。待ちはながら、三色になるのみでアガれるテンパイを組む。最後は優からロンアガリ。
東2局2本場、懸命に親番をつないでいる白鳥がの三面張で先制リーチ。なら三色がつく。ここに優が赤赤内蔵のチートイツで追いつく。こちらはタンキ待ちのダマテンを選択。これに園田が飛び込んで6400となった。白鳥の親番が落ちる。
東3局、先制リーチは亜樹。待ちはカンだが、これが山に3枚残っている。優が追いかけリーチ。こちらの待ちはリャンメンの。最後は優がをツモって勝利。2000オールとした。
東3局1本場、白鳥がタンヤオに345の三色も含んだ仕掛け。ドラのとを使って8000をねらう。最後は三色にならないもののを暗刻にしてテンパイ。すると同巡、優もテンパイを入れ、さらに亜樹はテンパイを入れると即リーチ。白鳥は当たり牌のをつかむと苦渋のオリを選択した。亜樹と優の二軒テンパイで流局。
東3局2本場、亜樹が再び先制リーチをかけると、一発でツモアガリ。裏ドラも1枚乗せて3000・6000の加点。トップ目の優に親被りをさせ、3300点差にまで迫った。
東4局、またも先制リーチは、今度は親番の亜樹。リーチ後にの暗カンもして、場にプレッシャーをかけていく。ここに勝負をかけたのは白鳥。新ドラになったが絡む待ちで追いかけリーチ。しかし最後は白鳥が亜樹のアガリ牌をつかみ放銃すると、裏ドラが5枚乗って倍満に。亜樹は、大きな24000を手にした。
#Mリーグ 2023-24試合ダイジェスト?
— Mリーグ/プロ麻雀リーグ (@m_league_) April 30, 2024
東4局、#二階堂亜樹 選手の親倍満のアガリ!
親番の亜樹選手、ドラ?を暗刻として
??待ちの先制リーチ!
追い上げたい白鳥選手も??待ちで
追いかけるも、亜樹選手に軍配!
リーチ後暗槓した?がそのまま裏ドラとなり倍満に?
?動画タップで無料視聴
東4局1本場、園田の先制リーチに亜樹が追いかけリーチを打つと、園田から一発で打ち取って12000の加点に成功。白鳥に続いて、園田までも箱下に沈んだ。
亜樹の親番が続く東4局2本場、ファーストテンパイは先ほど放銃に回った園田。二副露からリャンメンの待ちになった。最終盤に白鳥も粘ってカン待ちのテンパイを入れる。最後は優が白鳥に放銃して決着。白鳥は箱下から復活を遂げた。
南1局、親番の園田がドラのを切って、ファーストテンパイを入れる。待ちは、リャンメンのからノベタンのに変化させて、連荘をねらう。最終盤に優が追いついてリーチ。しかしこの待ち牌が山に残っていない。園田もテンパイをキープし、園田・優の二軒テンパイで流局。
南1局1本場、先制リーチは10巡目白鳥。園田から打ち取って2600に供託も手に入れ、白鳥はプラスに転じた。
南2局、ファーストテンパイは亜樹。を仕掛けて局消化を目指しながらも、縦のツモをとらえ、最後は小三元のタンキに待ち替えをした瞬間園田から出て16000を加点した。
#Mリーグ 2023-24試合ダイジェスト?
— Mリーグ/プロ麻雀リーグ (@m_league_) April 30, 2024
南2局、#二階堂亜樹 選手の倍満のアガリ!
大きくリードしている亜樹選手
スムーズに?を仕掛けて聴牌!
その後高めトイトイ三暗刻の聴牌に変わった後
?単騎の小三元もつく聴牌に!
その刹那、園田選手から?が余って
あっさり倍満の追加点?
南3局、先制リーチは園田。ここに親番が落ちた白鳥がを暗カンして臨戦態勢を取るものの、テンパイが入る前に園田がツモアガリ。2000・4000を手にしてオーラスに進む。
南4局、85900点持ちの親番亜樹がカン待ちで先制リーチ。このが、山に4枚丸々生きている。子方が亜樹の現物を並べる中、最終手番で園田がチーテンを入れる。亜樹と園田の二軒テンパイで流局。
南4局1本場、ファーストテンパイは亜樹。国士無双に向かった白鳥からをロンアガリ。亜樹の点棒は9万点を超えた。
南4局2本場、先制リーチは満貫条件ができた園田。リーチ、一盃口ドラ1の待ち。2000・4000のアガリとなって、4着目から3着への着アップとなった。
風林火山、ABEMASはセミファイナル最終戦。風林火山にとってはファイナルに大きくポイントを持ち越す快勝となったが、ABEMASにとっては無念の結果となった。
第2試合結果
1位 亜樹(風林火山)+106.4
2位 優(Pirates)+2.6
3位 園田(ドリブンズ)▲43.3
4位 白鳥(ABEMAS)▲65.7
4月30日トータル結果
風林火山は更に大きくポイントを加算し、Piratesと84.3ポイント差をつけセミファイナルの戦いを終えた。明日のPiratesの結果次第だが、連勝されなければ首位通過の可能性が高くなったと言えるだろう。
一方本日セミファイナルの戦いを終えたABEMASはかなり苦しい状況での結果待ちとなった。
木曜日はセミファイナル最終日、Pirates、サクラナイツ、ドリブンズ、麻雀格闘倶楽部での戦いとなる。
第2試合各局詳細
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