<近代麻雀プレミアリーグ2015後期 第7・8節>◇5日◇アメーバフレッシュスタジオ
近代麻雀編集部が厳選したプロ・著名人8名によるリーグ戦、近代麻雀プレミアリーグ後期第7・8節が5日、原宿のアメーバフレッシュスタジオで開催された。この日が予選最終日で、鈴木達也(日本プロ麻雀協会)、和久津晶(日本プロ麻雀連盟)、小林剛(麻将連合)、佐々木寿人(日本プロ麻雀連盟)が決勝進出となった。
近代麻雀プレミアリーグは、一人8半荘ずつ打って、上位4名を決定。上位4名で、ポイントをリセットして決勝戦(2回戦勝負)を行い優勝者を決める。ルールは麻雀最強戦ルールにのっとり、優勝者には12月12日に行われる「麻雀最強戦2015ファイナル」の出場権が与えられる。前期は魚谷侑未(日本プロ麻雀連盟)が優勝している。後期の出場メンバーは現最強位の藤田晋(サイバーエージェント社長)、小林剛(麻将連合)、鈴木達也、佐々木寿人、村上淳(最高位戦日本プロ麻雀協会)、鈴木たろう(日本プロ麻雀連盟)、滝沢和典(日本プロ麻雀連盟)、和久津晶。
第7節A卓では、6位の▲43.4ポイントで迎えた鈴木(達)が、佐々木、和久津、小林の上位3名に対して、得意の七対子をツモって今季初トップ。
B卓では、8位の村上が「リーチ・一発・ツモ・タンヤオ・ピンフ・三色・ドラ2」8000オールを決めて独走となったが、滝沢が南2局で村上から「タンヤオドラ3」の親満貫12000を直撃して逆転、そのまま逃げ切りトップを取った。
いよいよ最終戦となった第8節、A卓は和久津、藤田、滝沢、村上の対戦。なんとしても決勝に残りたかった藤田だったが、「ショックです」と語るように恵まれない展開でラスとなり、B卓の結果待ちとなった。
小林、佐々木、鈴木(達)、鈴木(た)の対戦となったB卓。3着以下を引くと予選落ちの鈴木(達)がまたしても得意の七対子を決めてトップ。大きなラスを引くと予選落ちの佐々木はかなり追い込まれたが、南3局の親で小林から七対子ドラ2をアガって安全圏へ。祈りながら観戦していた藤田は残念ながら予選敗退となった。
この結果、全節まで苦しい戦いだった鈴木(達)が終わってみれば1位で予選通過、和久津晶が2位、小林剛が3位、佐々木寿人が4位で決勝進出となった。
決勝はポイントをリセットして2回戦。12月3日16時より、アメーバフレッシュスタジオで開催される。
順位 | 名前 | Total |
---|---|---|
1 | 鈴木達也 | 77.8 |
2 | 和久津晶 | 44.4 |
3 | 小林剛 | 43.2 |
4 | 佐々木寿人 | 31.3 |
5 | 藤田晋 | ▲2.1 |
6 | 滝沢和典 | ▲53.2 |
7 | 鈴木たろう | ▲67.2 |
8 | 村上淳 | ▲74.2 |