11月6日(日)竹書房が主催する麻雀日本一決定戦「麻雀最強戦2022」のファイナル進出枠1つを争う対局「全国アマチュア最強位決定戦」が行われた。
11月6日(日)12時放送開始
— 麻雀最強戦〈公式〉 (@mjsaikyosen) October 31, 2022
麻雀最強戦2022 全国アマチュア最強位決定戦
【A卓】吉野総平 はや 山越貴広 河野尊
【B卓】藤谷雅彦 木戸憲幸 福の神 橋本拓也
【C卓】黒沢義之 鈴木博彰 ももたん だいにゃん
【D卓】斉藤徹 ヨシダ ラッキースリー パタ☆ロッソ
https://t.co/UdDrEvMs3M
対局者
【A卓】
九州最強位 吉野総平
中国最強位 はや
四国最強位 山越貴広
名古屋最強位 河野尊
【B卓】
大阪最強位 藤谷雅彦
中部最強位 木戸憲幸
東東京最強位 福の神
東北最強位 橋本拓也
【C卓】
北海道最強位 黒沢義之
近畿最強位 鈴木博彰
北関東最強位 ももたん
天鳳最強位 だいにゃん
【D卓】
西東京最強位 斉藤徹
南関東最強位 吉田稔
最強戦リーグ戦最強位 ラッキースリー
前年度アマチュア最強位 パタ☆ロッソ
<司会>
小山剛志
矢野優花
<実況>
日吉辰哉
<解説>
梶本琢程
多井隆晴
二階堂亜樹
予選
5度目のアマチュア最強位決定戦。今度こそファイナルへの切符を手にしたい山越さん。序盤から失点に回ってしまう苦しい展開となったが、南1局に1巡目からポン発進。2軒リーチを受けながらも純チャンドラドラに仕上げての2000・4000でトップへの道筋をこじ開けた。
しかし中国最強位のはやさんが的確に南場を切り抜けオーラスも自身のアガリで決勝戦への切符を勝ち取った。山越さんの5度目の挑戦はここで阻まれる結果となった。
B卓は東東京最強位の福の神さんが3000・6000を決めてリードを得る。
しかし徐々に点差を縮めた大阪最強位の藤谷雅彦さんが南2局の1300・2600でかわしてトップ目に浮上。オーラスは再逆転にかけた福の神さんが一気通貫のリーチを打つもアガれず、藤谷さんが決勝に進出となった。
東2局に北関東最強位のももたんさんの立直に対して近畿最強位鈴木博彰さんが単騎のドラドラ七対子リーチ。しかしここはももたんさんが制して1300・2600のアガリで一歩リードを得た。
天鳳最強位のだいにゃんが地道に加点してトップ目に浮上していた南3局2本場、ももたんさんのホンイツの一撃が決まり8000。一歩リードしてオーラスを迎えた。
ももたんさんのホンイツに捕まり4着目となった鈴木さんの逆転条件は倍満ツモ。ホンイツチートイツの単騎のリーチにたどり着いた。出アガリはももたんさんからの直撃でなければ裏裏でも逆転できない状況のためだいにゃんさんからは見逃しとなった。終盤にツモることはできたが裏は乗らずの3000・6000。意地は見せたが決勝には一歩届かず、ももたんさんが決勝進出となった。
D卓は東4局2本場で南関東最強位吉田稔さんが最強戦リーグ戦最強位ラッキースリーさんとの2軒リーチを制して4000オールで一歩抜け出した。
その後もリードを保って吉田さんが決勝に進出。前年度アマチュア最強位のパタ☆ロッソさんはここで敗退となった。
決勝戦
東1局2本場、吉田さんの連荘を止めたのはももたんさんの1300・2600。微差ながらトップ目に浮上した。
しかし東3局には吉田さんが2000・4000で再びトップ目に立つ。
東4局には親番を迎えたはやさんが4000オールで2着目に浮上。その後の1本場も連荘に成功してトップ目まで浮上した。
しかしその次局、ももたんさんが大きな一撃を決める。ドラ対子の七対子リーチをツモっての3000・6000で一気にトップ目に立って南場に突入した。
南場は各者意地を見せつつ、僅差の状況のままオーラスに。
3着目の吉田さんは満貫ツモ条件、三色同順を門前で作りあげリーチにたどり着いた。
親のはやさんも仕掛けて聴牌にたどり着くが、聴牌打牌がももたんさんの断么九に捕まり決着。ももたんさんがアマチュア最強位戴冠、ファイナルへの進出を決めた。
優勝したももたんさんは「私が平和が好きで普段はあまり七対子は好んでいないのですが、この決勝という場においては高打点が大事な場面なので狙って進めた結果跳満の七対子を決めることができました。裏が乗らなかったのは私らしいなとも思いましたが。8年くらい挑戦してきましたが、決勝の場に来たのは初めてですがここまでこれました。ファイナルでは強いプロの方々と打てるのがとても楽しみです。ファイナルも頑張ります」と喜びを語った。
次回は11月13日(日)「麻雀最強戦2022全日本プロ選手権」が開催される。今回は8選手いずれも初出場の選手となる。
〝東大式麻雀忍者〟田本英輔(協会)
〝麻雀クイズ王〟伊藤俊介(連盟)
〝讃岐うどんを愛する男〟津島哲平(RMU)
〝麻雀論破王〟大塚翼(協会)
〝タイトル求めて三千里〟内藤岳(最高位戦)
〝麻雀穴熊打法〟宮下慧一郎(最高位戦)
〝名声が欲しい苦労人〟新野竜太(最高位戦)
〝45㎏やせた男〟吉田昇平(最高位戦)
この対局でファイナルに進出する全選手が決まる。