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フリーアナウンサー 松本圭世「高校野球中継のスタンド取材が今に生きています」【マージャンで生きる人たち 第24回】

フリーアナウンサー 松本圭世「高校野球中継のスタンド取材が今に生きています」【マージャンで生きる人たち 第24回】

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2018年10月1日開幕した麻雀プロリーグ『大和証券Mリーグ』(AbemaTV)の勝利者インタビューにて、選手たちの様々な個性を引き出している松本圭世さん。その「取材力」と「麻雀愛」は一体どこから生まれて来るのか?

松本圭世(まつもと・かよ)プロフィール

1989年、静岡県生まれ。B型、しし座。名古屋大学経済学部卒業。愛媛朝日テレビアナウンサー、テレビ愛知アナウンサーを経て、現フリーアナウンサー。レギュラー番組は『大和証券Mリーグ』(AbemaTV)、『ダラケ!~お金を払っても見たいクイズ~』(BSスカパー!)、『パチテレ!情報プラスHYPER』(CS放送)他。勝負飯は揚げ物。「厚切りハムカツとビールがあれば何もいりません!」。麻雀で好きな役は地和。「きちんと始めた1年目で2回アガリました(笑)」

麻雀を始めたきっかけは?

「小・中学校では陸上部。高校では弓道部に所属していたんですが、その時に男子部員がやっていた麻雀に混ぜてもらい、初めて牌に触れました。役も点数も全くわからなかったけど、ただただ楽しかったですね」

「それで就職活動の時も趣味麻雀と記入し、四暗刻単騎アガリました!なんて書いていたんです。そのおかげなのか、面接官のおじさんたちとすっごく盛り上がりました(笑)」

「きちんとやり始めたのは、たまたまテレビ対局出演のお話を頂いた2016年の10月から。ぶっちゃけ牌効率も点数計算もわかっていないのに2カ月後には収録がありますということになって、猛勉強を始めた次第です」

テレビ局時代はどんな仕事をされていたんですか?

「愛媛朝日テレビにいた頃は、人手も足りないので、アナウンサー業だけでなく、ディレクター業も記者業もやっていたんです。取材の構成台本も自分で書いてカメラも回して編集作業もしていました」

印象に残っている取材は?

「高校野球中継のスタンド取材をやっていたことが一番印象に残っていて、今でも情報収集という観点でめちゃめちゃ役立っています。愛媛朝日テレビでは地方予選の1回戦から全部生中継していたので、その日に試合のあるチームのご家族がスタンドに来られた時から取材が始まります。たとえば、息子さんのために朝ごはん何を作られましたか?といった質問に対して、絶対に勝たせるためにカツ丼作ったのと言われれば、ひとつのネタになります。息子のユニフォームにこっそりお守りを縫い付けておいたと微笑むお母さんがいるように、その場所には選手の家族や応援団、OB・OG、高校野球ファンといった何かしらの想いを持って来られる方しかいないので、いろんな方とお話をしていると、必ず何らかのエピソードが聞けるんです」

「Mリーグもまったく一緒です。選手たちは思いがあるからこそ、様々な準備をして試合に臨んでいるので、そういった思いを情報収集しながらインタビューに取り入れています」

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