麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2018」は2月8日に、渋谷ABEMAS 対 U-NEXT Pirates 対 チーム雷電 対 セガサミーフェニックス の対戦が行われた。
残り試合がわずかとなり、ファイナルシリーズ進出へ向けてどのチームも負けられない中、3位のABEMASは個人首位の多井隆晴が出場。
個人8連続連対、2連勝中の多井がチームの期待に見事に応える。
第1試合で起家を引いた多井は、2000オールで先制すると、2本場ではライバルのPirate・朝倉から7700(+600)を直撃。
3連続アガリで優位に立った多井は、抜群のゲームメイクで主導権を握る。
南1局に朝倉が満貫をツモって、全員の点数が20000点を超えて混戦状態となったが、南2局ではフェニックス・近藤の親リーチをさばいて500・1000のアガリを決めた。
オーラスは、後がない雷電・瀬戸熊がリーチ攻勢をかけるも、多井がまたもアガリきり逃げ切った。
多井はこれで3連勝。ABEMASはポイントを118.4ポイントに伸ばし、ファイナルシリーズ生き残りへ大きく前進した。
【第1試合結果】
1位:多井(ABEMAS)+63.0
2位:瀬戸熊(雷電)+1.6
3位:朝倉(Pirates)▲19.4
4位:近藤(フェニックス)▲45.2
第2試合に入ると、後が無い3チームがABEMASに反撃を開始する。
東1局、Pirates・石橋が跳満をツモり、連戦の多井を親かぶりすることに成功。
東2局には、フェニックス・近藤が跳満をツモ、東3局には、雷電・萩原が細かく連荘しポイントを伸ばした。
リードを許した多井だったが、東4局に満貫をツモって反撃開始。
第1試合に続き、全員が20000点台で南入すると、多井が石橋から12000点の直撃に成功。ラス目から一気にトップ目へ浮上した。
チームポイントでリードするABEMASにとって有利な状況を作った多井は、3チームの追い上げを許さず、逃げ切り4連勝、10連続連対を決めた。
【第2試合】
1位:多井(ABEMAS)+59.9
2位:近藤(フェニックス)+6.6
3位:萩原(雷電)▲13.6
4位:石橋(Pirates)▲52.9
次回2月11日(月祝)は、赤坂ドリブンズ、渋谷ABEMAS、KONAMI麻雀格闘倶楽部、チーム雷電が対戦。
順位 | チーム名 | TOTAL | 試合数 |
---|---|---|---|
1 | 風林火山 | 328.8 | 78/80 |
2 | ABEMAS | 178.3 | 76/80 |
3 | ドリブンズ | 68.9 | 78/80 |
4 | 麻雀格闘倶楽部 | 28.0 | 78/80 |
5 | Pirates | ▲139.2 | 78/80 |
6 | フェニックス | ▲184.0 | 78/80 |
7 | 雷電 | ▲280.8 | 78/80 |
順位 | 選手名 | TOTAL | 試合数 |
---|---|---|---|
1 | 多井(ABEMAS) | 461.3 | 26 |
2 | 滝沢(風林火山) | 306.3 | 29 |
3 | 寿人(麻雀格闘倶楽部) | 228.3 | 37 |
4 | 園田(ドリブンズ) | 200.8 | 29 |
5 | 朝倉(Pirates) | 123.1 | 27 |
6 | 黒沢(雷電) | 116.9 | 22 |
7 | 近藤(フェニックス) | 88.1 | 23 |
8 | 勝又(風林火山) | 71.5 | 25 |
9 | たろう(ドリブンズ) | 30.1 | 29 |
10 | 前原(麻雀格闘倶楽部) | 24.3 | 26 |
11 | 松本(ABEMAS) | 9.0 | 25 |
12 | 茅森(フェニックス) | ▲23.0 | 28 |
13 | 亜樹(風林火山) | ▲49.0 | 24 |
14 | 小林(Pirates) | ▲99.9 | 26 |
15 | 萩原(雷電) | ▲130.6 | 29 |
16 | 村上(ドリブンズ) | ▲162.0 | 20 |
17 | 石橋(Pirates) | ▲162.4 | 25 |
18 | 高宮(麻雀格闘倶楽部) | ▲224.6 | 15 |
19 | 魚谷(フェニックス) | ▲249.1 | 27 |
20 | 瀬戸熊(雷電) | ▲267.1 | 27 |
21 | 白鳥(ABEMAS) | ▲292.0 | 25 |