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麻雀マスターズ2019、2日目(4/22)のメインイベントはAMLというルールの大会が行われました。
AMLはツモられることによる失点が0、さらに放銃しても殆ど点数が減らないという得点積み上げ方式のルール。
主な役のアガリ点をいくつか挙げるとホンイツ5点、七対子10点、一気通貫15点、四暗刻50点など。
しかしどれに放銃しても基本的に一律2点しか減点されません。
一風変わったルールに対応するため作戦会議中。
2ラウンド=4半荘の後、上位16名が決勝ラウンドに進出するのですが、いったいボーダーが何点になるのか頭をひねります。
多井隆晴プロが、前日に同ルールで行われたサイドイベント(小規模大会)の順位表からボーダーは200前後になると予想。この数字を目安に対局に臨みました。
全体的に苦戦する中、津田岳宏プロがバイダ牌(オールマイティ牌)を利用して国士無双(50点役)を3回アガり、日本選手の中ではトップの210点ポイントを獲得し結果を待ちますが……
残念ながら36位で通過ならず。ボーダーは236ポイントと多井プロの予想に近いものでした。連荘なしの32局のあいだに役満級(50点)の手を4回アガッても届かないくらいの高いボーダーに全員無念の敗退。通過した人たちが何を何回アガッていたのか気になります。
決勝ラウンドを制し優勝したのはAMLルールを10年打ち続けているというMatst Wongさん。
いよいよ本日(4/23)は、今大会の目玉となるオーストラリア公式ルールのラウンド1~3が始まります。参加プロの中には、あえてAMLルールに出場せずに公式ルールのサイドイベントで本番に備えていた人もちらほら。
1ラウンド毎に行われる足切りを回避し、翌日のラウンド4以降に進めるのは誰なのか?結果はまた後ほどお届けします。