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第185回 ネマタの麻雀徒然草

第185回 ネマタの麻雀徒然草

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ネマタの麻雀徒然草とは
  • 『ネマタの麻雀徒然草』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる「麻雀に関する話題を徒然なるままに書き連ねていく」コラムです。
  • 第1回はコチラ

麻雀の失敗学ーネマタの戦術本レビュー

『麻雀の失敗学』レビューさせていただいております。こちらでは「◯◯の失敗学」を読んで思うことを徒然なるままに書き散らしていきます。

「解説の失敗学」

「まあじゃんほうろうき」の西原理恵子(さいばら りえこ)さんが、麻雀界の重鎮、灘麻太郎(なだ あさたろう)氏を「あらまたろう」。大隈秀夫(おおくま ひでお)氏を、「おおすみひでお」と読み間違えたエピソードを読んで、「そもそも漢字が違うじゃないか」と笑っていたのですが、Mリーガーの瀬戸熊直樹(せとくま なおき)さんを、いまだに「せとぐま」と読んでしまうという今回の話を読むまで、私も「せとぐま」だと思い込んでいました。瀬戸熊プロは(麻雀格闘倶楽部の筐体上の話ですが)私が初めて同卓したプロ雀士。当時は五段でしたが、最近知人が格闘倶楽部で同卓した画像で九段になっていることを知りました。連盟で九段と言えばつい最近までは、第181回で紹介した「徹萬アドバンス」に登場するプロか、ムツゴロウさんこと畑正憲氏だけが名乗っていた、まさに麻雀界の重鎮というイメージだったので驚かされました。

来月には「天牌」100巻が発売になる麻雀漫画家、来賀友志さんは、(くが ともし)。つい最近まで「らいがゆうじ」だと思い込んでいました。「が」しか合っていません。私も来賀氏のようにラーメン屋巡りをしたいと一時期思っていたのですが、私が気の向くままに食べていると食費がとんでもないことになってしまうので、なかなか「普通のお店」に行けずにおります(笑)

天鳳名人戦の実況も担当している小林未沙(こばやし みさ)さんが実況を担当していると聞いて、久々にゲーセンでMJを打ってみたのですが、実況の小林未沙と…の後に、解説の馬場裕一(ばば ひろかず)ですと聞こえてきて思わず耳を疑ってしまいました。馬場さんと言えば片山まさゆきさんの麻雀漫画の闘牌を担当されていたこともあり、昔から何かと印象に残っているプロ雀士の一人ですが、この実況を聞くまで、「ゆういち」だと思い込んでいました。というより、最初の半荘3回くらいは、「ひろかず」しか聞き取れておらず、全く知らない人が解説しているものとばかり思っていました。

ここまで書いてきて、「ひょっとしたらあの人の名前も間違えていた?」となって調べてみることにしました。朝倉プロが所属する最高位戦の重鎮と言えば、金子正輝(かねこ まさてる)氏…はい。間違えていました。ずっと、「まさき」だと思い込んでいました。金子さんの「最強プロが教える常勝の麻雀」は、私が初めて読んだ麻雀の戦術書。当時は何が書かれているのかさっぱり理解できなかったのですが、今改めて読んでみると、現代の麻雀観では古い内容もあるとはいえ、結構重要な事も書かれていて為になると感じさせられました。

…地名や人名はとにかく間違いやすいものです。特殊な読み方なら一度聞けば印象に残りやすいですが、ごく普通の読み方が何通りもあるものは覚えるのもなかなか大変。普通名詞のように文脈から判断するわけにもいきません。「どなっているのかこの頭は」と言っても、こうなっているのが人間の頭なので、地名と人名に関しては、もっと目立つところに読み仮名を振る慣習が根付いて欲しいと思ってしまいます。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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