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ネマタの戦術本レビュー第1017回「『麻雀勝ち確システム』編 その16 著:山越貴広」

ネマタの戦術本レビュー第1017回「『麻雀勝ち確システム』編 その16 著:山越貴広」

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。
  • 第1回から読みたい方は、目次からご覧ください!

当レビューは書籍の内容に関するネマタ氏が当書の回答に異論があるもの、追記事項があるものを取り上げます。姿牌、局面については書籍を購入してご確認下さい。

SYSTEM48

「発声優先」ルールは回転率を上げる狙いで採用されているルールと思われますが、どの程度まで優先とみなすかで裁定が難しいこともあり、個人的には常時ポン優先(チーの声を聞いてからの邪魔ポンも可)がルールとして望ましいと思います。

とはいえ、「郷に入っては郷に従え」。ルールでそのように決められているのであれば、何を鳴くかを予め把握したうえで、すぐにでも声が出せるように備えておきましょう。

SYSTEM49

予め決めておくに越したことはないですが、発声優先ルールに慣れていないと、「どう鳴くか」で迷っているうちにポンされてしまうかもしれません。この牌姿なら判断要素は待ちのどちらがアガリやすいかだけですが、予め決めておくと局面の変化に対応できないこともあります。これも発声優先ルールならではの考え方です。

SYSTEM50

チーの声を聞いてから、「ポンすればよかった」と思ったことが何度となくあります。アガリに向かわない鳴きは発想が無ければできないのはもちろんですが、知識として覚えているだけでは実戦ではなかなか声が出ないもの。降りている時も、鳴いた方がよい牌がないか意識しておくようにしましょう。

SYSTEM51〜54

具体的な基準はこちらを御参照下さい。「良形はスルーして愚形は鳴く」というセオリーは必ず成り立つとは限りませんが、巡目が十分にあってメンゼンでテンパイしやすく、鳴くと安くなるケースについては概ね成り立つと言えます。鳴いても満貫ある手ならどんどん仕掛けた方がよいのも見ての通りです。

麻雀勝ち確システム

1巡でも早く敵を押さえつけ自由に打たすな!!システムだけで天鳳最速十段、2年連続関東最強位の山越貴広さん(@yamakoshitenhou)によるプロが書けない異端の戦術!!

限りなくシンプルに、すぐに取り入れられる戦術集。

史上初「1ページ1戦術」構成!
無駄を一切排除!
どのレベルの人が読んでも「ぱっと視覚的に」分かりやすい!
システムとして取り入れやすい手軽さを最優先してます。

著者の麻雀の中心であるリーチから始まり、今まで皆さんがあまり使ったことのないであろう戦術、また麻雀を打つ上で大事な「メンタル」についても。フリー、大会、天鳳、どのフィールドでも必ず成績は上がり、麻雀が今よりもっともっと楽しくなることでしょう。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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