10月23日（土）竹書房が主催する麻雀日本一決定戦「麻雀最強戦2021」のファイナル進出枠1つを争う対局「全日本プロ選手権」が行われた。

今回は938名の麻雀プロが参加した予選を勝ち抜いた8名での全日本プロ選手権が開催された。

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A卓からは小川稜太、古本和宏が決勝に進出。

B卓では南2局に劇的なシーンが発生した。

原佑典は南2局まで苦しい展開が続き14400点持ちの4着目で迎えた。

受け取った配牌はこちら。素直に進めるかどうかが難しいレベルの配牌。ただ、リーチのみでは点棒状況的に不満が残る。原はここから純チャンを目指して進めたが・・・

あれよあれよと老頭牌を引き入れ、なんと門前で清老頭、ツモれば四暗刻の聴牌に。そして高口からのアガリを決めて決勝に進出した。

決勝戦は古本がリードする展開で南3局を迎えた。古本はリードを確固たるものにするべくドラのとのシャンポン待ちをリーチに踏み切る。それに親の小宮も嵌待ちで追いかけた。

は山に無く、ラスト1枚のの引き合いとなったがこれを古本が制して2000・4000。優勝に大きく近づいた。

オーラスは原が先制リーチをかけていき、まずは2局連荘。2本場ではなかなか聴牌が入らなかったが、最終手番に聴牌を入れる仕掛けのアシストを受けて3本場まで進めることに成功した。

そして3本場、4本場で連続して4000オール。一気にリードを広げて古本に跳満ツモ条件を突きつけた。

古本は七対子のドラ単、ツモれば再逆転のリーチに辿り着いたがツモることはできず流局。

予選で奇跡の清老頭和了を決めた原が決勝でも奇跡の逆転を成し遂げファイナル進出を決めた。

次回は11月7日（日）「全国アマチュア最強位決定戦」がABEMAにて放送。

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