麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2021-22」シーズン最終日となる90日目が3月11日(木)に開催された。
「Mリーグ2021プレミアムナイト」 2022年3月31日(木)に約2年ぶりの開催決定!観戦チケットを2022年3月4日より先行販売開始
第1試合結果
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第2試合出場選手
東:萩原聖人
南:沢崎誠
西:瑞原明奈
北:佐々木寿人
第2試合
瑞原と沢崎のMVP争いに注目。着順が上の方がMVPとなる。
東1局、瑞原と萩原のリーチ対決。
瑞原が高目をツモって裏ドラを1枚のり、2000・4000のアガリで一歩リード。
次局も寿人のリーチに受けながら平和のアガリを決めて親番を迎える。
迎えた東3局の親番で4000オールと3局連続でアガリを決めリードを広げる。
東3局1本場、寿人がドラ単騎待ちの七対子リーチ。
沢崎もカン待ちのリーチで追いかける。
瑞原が寿人の海底を消すチーを入れるが、結果寿人がツモアガリ。裏ドラが乗って4000・8000の大きなアガリとなった。
東4局は寿人ドラドラの手牌で仕掛けるが、テンパイできず。沢崎の一人テンパイで流局し、南入。
南1局、沢崎ドラ暗刻のリーチをツモって2000・4000、じりじりと瑞原との点差を詰めていく。
南2局、親番をむかえ、さらに加点したい沢崎だが、配牌が良いとは言えない。連荘は難しいかと思われたが、ツモが効いて門前のホンイツ一向聴。
しかしここからテンパイできる牌が他家に流れ一向聴のまま、沢崎最終手番。
が槓子になり、暗槓。嶺上からを引いてテンパイし、連荘。
しかし南2局1本場、南3局と寿人が連続でアガってトップ目でオーラスへ。
オーラス寿人がと仕掛けて筒子のホンイツへ。沢崎もMVPへの満貫ツモ条件を満たすため、アガリを目指すもテンパイできず。
結果アガリは出ず、寿人は伏せて流局し、第2試合終了。瑞原がMVPを獲得した。
一礼のあと、沢崎は真っ先に瑞原に「おめでとう」と声をかけ、握手を交わした。
今季絶好調の瑞原はアガリ率27%、放銃率5.48%、連対率85.7%という驚異的な数字を残しMVPとなった。
レギュラーシーズンの個人賞はMVP瑞原明奈、最高スコア賞伊達朱里紗、4着回避率賞多井隆晴となった。
麻雀格闘倶楽部はこの寿人のトップで3位を確保、セミファイナル最終日の対局権利を得た。
第2試合結果
1位 寿人(麻雀格闘倶楽部)+61.5
2位 瑞原(Pirates)+12.7
3位 沢崎(サクラナイツ)▲15.4
4位 萩原(雷電)▲58.8
3月11日トータル結果
Pirates(小林1着・瑞原2着)+76.3
麻雀格闘倶楽部(高宮3着・寿人1着)+37.8
雷電(萩原2着・萩原4着)▲43.1
サクラナイツ(堀4着・沢崎3着)▲71.0
Piratesが首位をキープかつ瑞原のMVPを獲得する最高の形でレギュラーシーズンを締めくくった。麻雀格闘倶楽部は今季苦戦が続いた寿人が終盤で三連勝、セミファイナルに向けて好材料となった。
6位サクラナイツまでがセミファイナル進出。7位ドリブンズ、8位雷電はレギュラーシーズンで姿を消すこととなった。