Q31 打
リャンメンがメンツになってテンパイした場合、ダマ跳満(役役小三元ドラドラ)の単騎と、リーチして満貫(4翻)のリャンメン待ちならむしろ前者がよいので、大三元の夢までみてリャンメンを落とすのも案外悪くありません。
しかし、麻雀は素点だけでなく着順を競うゲーム。8巡目となれば切りが無難とみます。4巡目くらいなら落としとします。ドラ無しなら打点差が大きいので、8巡目でもリャンメンを外してそうです。
Q32 スルー
鳴くとツモれば1300−2600とはいえ、出アガリは1300止まり。打点差が大きいので、これも4巡目ならスルーとします。
西から出た場合はツモってものみのテンパイですが、テンパイを維持しつつトイトイ三暗刻への変化が残ること、スルーすればコーツができる可能性も減ることから、こちらは鳴いた方がよいとみます。
Q33 打
鳴きがきく良良1シャンテンということは、良形テンパイになる受け入れが上家からのチーを含めて実質8種あることになるので、カンチャンテンパイと比べてもそれほどアガリ率は落ちません。一方、どんなに手広い1シャンテンであってもリャンメンテンパイほどアガリやすくなることはありません。満貫のカンチャンテンパイと3900リャンメンテンパイの比較でも前者有利になることが多いですから、今回はなおのことドラを雀頭固定した方がよいでしょう。
読みの観点からすると、とドラ受けリャンメンをあえて外すということはドラを雀頭で持っている可能性が高いということになるので、他家がこのような切り方をしてきたらマークした方がよいです。もちろん警戒されて鳴けないとしても打が打に比べて悪いということはないので、他家の動向に関係無くここでは切りとします。
Q34 打
ラス前トップならドラ東が重なるより、役牌南が重なって仕掛けがきくようになる方が手牌としての価値も高いので東を切ります。ドラが役牌の場合は、トップ目でも2着と僅差なら鳴いても高打点の手になるに越したことはないのでここでは切り。
満貫ツモでも逆転されないようならわざわざ率先して切るほどでもないとみてやはり切り。そうでないならドラ切りというところでしょうか。