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ネマタの戦術本レビュー第309回「手作りと押し引きの鉄戦術  著:福地誠 その16」

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Q65 打

 良形2000点でテンパイというだけなら、終盤で親リーチであっても無筋勝負は「ベタ降り」に比べればむしろ有利です。

 しかし、「待ちがかなり絞れている」「良形テンパイの可能性が高いと読める」「高打点テンパイの可能性が高いと読める」「リーチ以外の他家もテンパイしている」「引いた場合も加点の可能性が残る」「点数状況的に加点のリターンが小さい」「点数状況的に失点のリスクが大きい」…と、降りた方がよくなるだけの要因は山ほどあり、実戦では何かしら当てはまっていることが多いものです。

 今回はリーチ者以外の河がありませんが、それだけでも結構待ちが絞れているので、実戦ではの放銃率は更に高いことが多いでしょう。一応現物待ちテンパイですが、ここまでアガれていないなら他家からが出ることもあまり期待できない、を止めた場合もテンパイの可能性は残るとなると引くのが無難とみます。

 宣言牌がで、リーチ以前にが切れていることから、と持っていれば受けもあるのでカンで待つところ。を切ってもを引くなりリーチ者から出るなりすればまだテンパイにとれる可能性は残ることからも今回は打としますが、これは他家の河次第で変わりそうです。

Q66 打

 Q65と同様の理由でここでは引き。もしリーチ者からが出るようなら、結果的に手詰まりで振り込んでしまうのは仕方なしとみて、テンパイ料を取るために鳴いて裸単騎にします。

 元となった牌譜では、通っていないスジが3本しかなかったとあります。実戦では終盤それくらい待ちが絞れることも珍しくはありません。しかし押し引き基準では、通っていないスジの本数はその巡目の平均を想定しています。通ってない筋が多い段階でこちらがテンパイであれば、あまり迷わず押せるものですから、迷う時というのは待ちが絞れていることが多いので、結果的に引いた方がよいことが多いものです。

Q67 打

 こちらは流石に降りるくらいならテンパイに取るべきです。ダブ東のみだとテンパイ料と大差ないので、流局が近いこの局面なら危険度の差で切りでしょうか。もう1翻あれば打とします。

Q68 打ダマ

 ダマ満貫となると流石にもう少し通っているスジが少なくても押します。リーチ者はアガリ牌とカンできる牌以外はツモ切りするよりないので、いかにもアガれなさそうな待ちでも案外アガれるものです。

 とはいえアガリ率が低いことは確かなので、先制テンパイであってもリーチで打点を上げるメリットがあまり大きくない終盤の悪形テンパイに関しては、リーチ棒出費もあるのでダマが無難です。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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