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もっと勝つための現代麻雀技術論 第17回 「3トイツ最弱の是非」

もっと勝つための現代麻雀技術論 第17回 「3トイツ最弱の是非」

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「3トイツ最弱」の是非

 引き続き、2面子形1シャンテンからの面子候補固定について考えていきます。

    ドラ 

   単独トイツがあるので、面子候補固定同士の比較。前回と違って、面子候補がいずれも愚形です。愚形同士でも、「よりよい形」になるように固定することは同じ。ペンチャン待ちのとカンチャン待ちのならアガリ率も大差ないので、リャンメンに変化しやすいカンを「よりよい面子候補」とみなして打とします。この時、打とトイツを固定すると、カンチャンに固定した場合より、受け入れ枚数が2枚少なくなります。「3トイツはほぐす」「3トイツ最弱」と言われる理由です。

 しかし、3つ目以降のトイツが弱いとされるのは、あくまで面子候補としてみた場合に、カンチャンやペンチャンより受け入れで劣るため。「雀頭候補」としてみる場合はこの限りではありません(雀頭候補としてみる場合は、2シャンテンでの手作りで出現します。)。

 さらに、鳴き手の場合も、トイツは誰からでも鳴けるのでこの限りではないですし、トイツを残せば七対子や刻子手になる受けが残る場合も3つ目以降のトイツをカンチャンより優先して残します。

 つまり、「トイツを面子候補としてみる」「メンゼンで進める」「七対子や刻子手がない」の3つが同時に成り立って初めて、3つ目以降のトイツがカンチャンより価値が低いと言えるので、「3トイツはほぐす」をそのまま適用できるケースは、むしろ少ないと言ってもいいでしょう。ところが、「3トイツはほぐす」という言葉だけは昔から使われていて非常に有名。「どのようなケースで成り立つか」があまり検証されぬまま、言葉だけが独り歩きしているように見受けられます。これもまた、「面子候補としてのトイツ」と、「雀頭候補としてのトイツ」が混同されてきたが故に生じた誤解と言えます。しつこいようですが、同じトイツでもこの2つは意識的に区別するようにしましょう。

       ドラ 

 と打は、「4枚のを上家が出すか自分がツモるか」と、「2枚のを3人が出すか自分がツモるか」の比較になるので受け入れ枚数は実質同じ。上家以外からが切られると受け入れが減るので、その分打が基本有利と言える。

    ドラ 

  三暗刻もあるので打。ツモでテンパイした場合、アガリ全体のツモアガリが1/3だとしても、平均アガリ点は打とした場合の約1.6倍。ツモならタンヤオがつくので打、ツモなら七対子1シャンテンにもとれる打とする。

 

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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