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もっと勝つための現代麻雀技術論 第49回 「チートイツにまつわる『オカルト』」

もっと勝つための現代麻雀技術論 第49回 「チートイツにまつわる『オカルト』」

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 チートイツにまつわる「オカルト」を考察します。

後引きの牌が重なりやすい?

 チートイツ狙いで後から引いてきた浮き牌とそれまでに持っていた浮き牌、特に重なりやすさに差が無さそうなら、私は後引きの牌は残さずツモ切りします。

 何故なら手出し牌が少ない方が他家に手牌を読まれにくいからです。

 ただ、チートイツは多くの場合は面子手と平行して手作りを進めるので、チートイツに決め打つ段階では重なりにくい浮き牌が残っていることが多いもの、「後引きの牌が重なりやすい」と言われるのはそのためではないでしょうか。

 後引きかどうかではなく、現時点でどの牌を残した方がテンパイしやすく、アガリやすいかを考えるだけです。

トイツで持っている牌のスジは重なりやすい?

  のようにトイツをスジで持っていると、のリャンメンを持っている人のアガリ率は落ちます。

 つまり、のような、トイツで持っている牌のスジが重なりやすいということは言えませんが、「トイツで持っている牌のスジが重なる場合、他家は面子手をあがりづらいので、その分チートイツであがれる可能性が高まる」ことは言えます。

 下家が鳴き手でのリャンメンを持っているならよりその傾向が強まりますね。ですから、「七対子狙いならトイツのスジを残す」であればあながち誤りとも言えず、「重なりやすい」というのにもそれによる誤解だったのかもしれません。

 重なりやすい牌は他家に使われにくい牌ですが、重なると嬉しいのはむしろ他家が使いやすい牌です。

 前回触れた河の強さと合わせて、チートイツに決め打つとしても、必ずしも内寄りの牌から切ったほうがいいわけではないということは意識しておいて損はないと思います。

トイツで持っている牌のスジであっても、トイツの遠いスジでもある場合は重なりにくい?

  「トイツのスジで重なりやすいが、のようにトイツの遠いスジでもある場合は重なりにくい」という理論もあります。

  これについては全くの憶測ですが、「は重なりやすいと信じている打ち手には、と持っていてが重ならないことは印象に残りやすい」「のような形の出現頻度が少ないので結果が偏りやすい」の2つで説明がつくのではないでしょうか。

  例えば私の経験では、「アガリ牌が残り1枚しかないリャンメン待ちが高確率であがれる」のですが、これは「残り1枚しかないのにあがったのだから印象に残りやすい」「残り1枚しかないリャンメン待ちの出現頻度が少ないので、たまたま連続してあがれただけ」の2つで説明がつきます。

 人は極めて低い確率でしか起こらないはずのことが高確率で起こると、どうしてもジンクス的なものを感じてしまうものですが、「極めて低い確率でしか起こらないこと」自体は無数にあるので、実は結構起こるものです。レアケースにとらわれないようにしたいですね。

リャンメン部分がトイツになったら、その隣の牌は重なりにくい?

 と持っていてが重なったら、チートイツを狙うならはすぐ切れと言われる場合があります。

 これは、「リャンメンだからという理由で残す打ち手は、チートイツに決め打ちした方がいいケースでも残してしまうから結果的にチートイツを逃すことが多くなる」で説明がつくのではないでしょうか。

 前回取り上げた、チートイツに決め打ちする基準を今一度押さえておきましょう。

イーペーコー部分は完成しやすい?

 とあれば、を自分で使っている分他家はを使いにくいですし、使われにくいのに場に見えてないのですから山に残っている可能性も高くなると言えます。

 ただし、他家からはが面子になりにくいかどうかは分からないので、が場に多く切られている場合ほどは信頼できません。

  

 長くなりましたが、1シャンテンの手作りについての補足はここまでです。2シャンテンの手作りに入る前に今回も問題を出題します。

  問 天鳳ルールではただの役満ですが、麻雀サイトで紹介されているあらゆるローカル役満を採用するとX倍役満になります。Xが最大となるような例を挙げて下さい。

 

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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