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ネマタの天鳳名人戦牌譜検討  第59回

ネマタの天鳳名人戦牌譜検討 第59回

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ネマタの天鳳名人戦牌譜検討とは
  • 『ネマタの天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第七期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。

第二節四回戦A卓

▼対局者
石橋伸洋
Bさん: トトリ先生19歳
Cさん: 就活生@川村軍団
Dさん: コーラ下さい

牌譜はこちら

 59-1-min

 悪形残り2シャンテンとなると親とはいえ流石にカンは他家にカンドラを乗せるリスクが大きそうです。しかし符ハネとカンドラで1翻アップ以上の効果が見込めるのでメンツができて1シャンテンになればカンするところ。打としてもドラが使えるのはをツモった場合のみなので、確かにこの手牌ならドラ切りでカン材を残す方がよさそうです。

59-2-min

 リーチが入ったので1シャンテンになったとはいえアンカンで押すのは厳しいとみて落とし。

59-3-min

 更に無スジを引いたので連打で降りますが、マンズが通るようになったのでチーでアガリ、テンパイの可能性残し。降り本線としてもベタオリとは決めつけない粘り強い選択です。

59-4-min

 ちょっと変わった一打ですががポンしやすくツモでも受け入れが増えるのでアガリ率が落ちにくい。マンズのくっつきが弱く待ちがアガリやすいのでホンイツには決めないが、ツモならホンイツ役役の満貫をみる一打です。

59-5-min

 巡目が深くなったのもあり受けは残して打

59-6-min

 リーチが入って一旦引きますが…

59-7-min

 通りやすいメンツ候補が残っていると回し打ちからテンパイできることも増えます。

59-8-min

 現物待ちのリャンメンテンパイでしたが結構待ちが絞れたこともあってかを止めてテンパイ崩し。リャンメンテンパイなら安手でも押せることが多いですが、終盤にテンパイを崩す場合は止めた牌にくっついてテンパイ料が取れる可能性もある程度残ります。そのことを踏まえると、リャンメンテンパイは押すと決めつけずに、ツモってきた牌に応じて立ち回りを考えた方がよいことも実戦では多いと思います。

この記事のライター

ネマタ
現役の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。1984年佐賀県生まれ。東京大学文学部中退。

サイト:現代麻雀技術論
著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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