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ネマタの天鳳名人戦牌譜検討  第186回

ネマタの天鳳名人戦牌譜検討 第186回

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ネマタの天鳳名人戦牌譜検討とは
  • 『ネマタの天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第七期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。

第七節一回戦B卓

▼対局者
私:独歩
木原浩一
Cさん:シンプルなワキガ
Ⓟ中嶋隼也

牌譜はこちら

 186-1-min

 南家は切りリーチ。現物のを切って1シャンテンに取ります。

186-2-min

 が4枚見えなら、から打リーチとしそうなもの。ツモでテンパイに取れる打としそうです。ただ残りスジがもう他にくらいしかありません。リーチして4翻の手なら打点もほとんど下がらないので他家の読みを外すべく切りリーチを選ぶことも考えられるので、が出ていく受け入れを残すのも微妙かもしれません。

186-3-min

 対南家リーチだけみるなら局収支的にはカンがよさそう(『現代麻雀最新セオリー』より)です。西家もテンパイしてそう、ドラが多く見えたからこそ南家はカンドラの恩恵を受けやすい(カンドラが1枚乗ってちょうど4翻の満貫になるなど)というのもあってのツモ切りでしょうか。

186-4-min

 結果は西家が500−1000をツモアガリ。南家は待ち。ドラがもう1枚乗れば7700のメンピンドラ1でした。次回に続きます。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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