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ネマタの天鳳名人戦牌譜検討  第189回

ネマタの天鳳名人戦牌譜検討 第189回

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ネマタの天鳳名人戦牌譜検討とは
  • 『ネマタの天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第七期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。

第七節二回戦A卓

▼対局者
私:トトリ先生19歳
多井隆晴
Cさん:就活生@川村軍団
小林剛

牌譜はこちら

 基本的にを切る手ですが、をツモって打とした場合は、が残っている方が受けも残る分有利になります。マンズがのようにツモのリャンメン変化も残るならと落としていくこともありそうです。雀頭が他にある場合、34457の7は4と受けがかぶっていて価値が低くなりますが、雀頭が無い場合は雀頭を作りやすいことから価値が高くなります。

 平和ドラドラならトップ目終盤とはいえリーチしてそうですが、東家南家双方のフーロに対応すべくダマというところでしょうか。

 のテンパイが入っていた東家から3900和了。

 1半荘の着順をみるならツモって裏ドラでトップまであるので単騎リーチとするところですが、これまでのトータルで下家に負けていて上家には勝っているので、下家より上の着順で終わればよしとしてのダマでしょうか。下家が既にを切っていてアガリに近そうなのも気になるところではあります。個人的には先制テンパイでリーチしてもアガリ率が落ちない部類の待ちなのでそれでもリーチしてそうでした。

 間もなく下家から1600出アガリ。オーラスはトップ目があがって終了となりました。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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