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ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討  第120回

ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討 第120回

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ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討とは
  • 『ネマタの第八期天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第八期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。

第五節二回戦A卓

▼対局者
就活生@川村軍団
Ⓢ福地誠
小林剛
Ⓟ谷口浩平

牌譜はこちら

 受け入れが広いのは打ですが、を残すことで、ツモが良形確定の変化になります。

 先にをツモった場合も、を先に切っていた方がスジ待ちカンが読まれにくい。高打点シャンテンになっていた北家から5200をアガることができました。

 ツモの6種17枚が手変わり。手変わりを待つにしては枚数が少ないですが、どの手変わりも待ちが強くなるうえに打点が高くなるのでダマに受ける珍しいケースです。

 1手でチャンタの5ブロックが揃う形。は即ポンしていく手なのでこの時点でも残してから切ってそうです。

 ドラがで、と受けがかぶっているくっつき1シャンテンですが、を残せばツモでリャンメンテンパイ、ツモでもドラ単騎テンパイに受けられます。へのくっつきを残すより有力な受け入れが多いとみて打としそうです。

 オーラス余裕のあるトップ目。ツモ、あるいはチーで役有りテンパイ。リーチを打つリスクを避けて出アガリがきくテンパイに取ることができます。
 しかしこの時点では巡目も深く、ノーテンで流局して親が連荘すると次局は親に満貫ツモでも逆転されます。次巡以降形テンに取れることも多いので比較が難しいですが、どちらかと言えば打ダマを選びそうです。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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